東京駅からはじまる今週。洒落て朝からリゾットにする。
リーゾカノビエッタというお店。
東京駅の地下コンコース。改札手前にある店で、代官山のカノビアーノのプロデュース。
カノビアーノの小さい版だから、カノビエッタ。リーゾといえばお米のコトで、つまりお米料理を売り物にした小さなカノビアーノ的レストラン。
カウンターだけ。朝の時間帯は厨房の中と客席側に一人ずつ。朝食のメニューとしては少々値段が高めの設定。だからそれほど混雑するわけじゃなくてこの人数で十分、仕事が行き届く。
お店に入るとカウンターには木のトレイ。小さなフォークとスプーン、ナプキン、紙おしぼりがキレイに並び、お冷がまずはやってくる。
朝食メニューにはサラダと飲み物がついてきて、だからまずはハーブたっぷりのサラダがきます。それに続いて選んだ飲み物。今日はアイスのストレートティー。
ハーブ野菜にオリーブオイル、塩と搾ったレモンを少々。へんてこりんなドレッシングを使わぬところがありがたい。だってオリーブオイルがおいしければ、野菜はおいしく食べられる。
メインはカラスミのリゾットにする。
固めに炊き上げたお米にスープと具材をなじませてテキパキ作る。生米から炊くリゾットとは違いはするけれど、十分おいしい。
スープをたっぷりの吸い込んだお米は、ふっくら感とパラパラ感のちょうど中間。粘らずパラリと口いっぱいに散らかっていく。しっとりとしたピラフな感じとでもいいますか。朝の口にはにぎやかで、モッタリリゾットよりいいかもしれないって思うほど。
水蛸の足。小イカの胴体。そしてエビ。
九条ネギが入るところが、カノビアーノゆずりなレシピで味の基本は魚のお出汁。塩で輪郭整えて、最後にたっぷり、カラスミちらす。
口に広がる海のおいしさ。ドッシリとしたカラスミの芳醇な香りと風味が口に広がり、鼻から抜ける。
シャキシャキとしたネギの食感、甘みがほどよきアクセントにて、お腹が喜ぶオゴチソウ。
移動続きの一週間がたのしくはじまる…、アリガタイ。
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出発までには時間があって、お茶でも飲もうと駅構内をウロウロ歩く。カップケーキのお店をひやかし気分で覗いてみたら、なんとかわいいケーキがあった。
クマさんがニコッと微笑むキャラメルケーキ。
かわいいなぁ…、と思うと同時に、食べてみたいと思う残酷(笑)。さぁ、食べようと思った途端に目と目があって、ゴメンなさいねと後ろを向かせる。
背中の方からバッサリ切ると、中からトロンとキャラメルソースがとろけ出す。
ふんわりとしたムースクリームの頭と一緒に、パクリと食べると軽いスポンジと一緒にすべてがとろりととろける。あっという間にクマさん、お腹におさまって、さぁ、出発です。日帰りです。
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