日本橋で用事があって、それで東京駅からはじまる朝となった今日。
新宿駅の朝のにぎわいもスゴイけど、東京駅のザワザワとした空気も独特。新宿駅はほぼ通勤途中の人たちでただ足早に先を急いで一直線。
けれど東京駅は新幹線で移動の人たちでがかなりの割合を占めていて、ただの移動ではない「旅立ち気分」の、どこか浮かれたような空気が漂っていて、気持ち切なくなる感じ。ちなみにボクは先急ぐ人。
テキパキと。
それにしても東京の街の空に向かって旺盛に背を伸ばしていく姿、雄々しくウットリします。しかも駅のすぐそばで電車が行き交うその通行を妨げず、こうしてビルを建てる技術にビックリもする。今日の朝。
お腹がちょっと重たく感じて、それで軽めの朝にする。
東京駅の八重洲地下街の中にある、「アンクラー」っていうスペイン料理のお店の一角。チュロスを作る工房があり、テイクアウトなんかもできる。
基本は最近はやりのバルで、お店の中にはオープンキッチン。客席ホールの天井からはワインボトルを使った照明器具が下がって、大人な感じではあるけれど、こういう場所で夜のイメージだけでは勿体無いってコトでありましょう。
みてると朝からかなりの人がチュロスを買って帰ってた。
朝の時間はサンドイッチやバルの料理にトーストがついたセットがあったりするのだけれど、このチュロスをと飲み物だけのセットも用意されてる。
前日、たっぷりワインを飲んでたらふく食って朝のお腹が重たいような時の朝食
ラテン的なるこういう朝のお腹のもてなし方もいいんじゃないのと、それを選んでたのんでみます。
海っぺりにあるネズミ王国とか、町中にあるドーナツ屋さんのチュロスに比べて細い。
長ぁく焼けたのを指でつまんで食べやすいサイズに切ってお皿に盛ってやってくるのが、なかなかオシャレ。
チョコのソースとホイップクリームが小さなボウルに入ってお供に。チョコの香りがテーブルの上に漂って、お腹がグーッとおねだりします。
そのまま食べると、サクッと歯切れて芯までサクサク。卵の香りと味わいがそのままストンとお腹の中に飛び込んでくる。
変に甘くなく、フレーバーもとても自然でとてもおいしいトーストの耳だけたべてるみたいな感じ。
それが一転、チョコレート混じりのホイップクリームをつけると甘みが、チュロスそのものの塩味際立て、力強い味になる。コーヒーにつけると今度はコーヒーそのものの苦味を引き立てあっという間にお皿一杯のチュロスがお腹に収まった。
元気がでました…、さぁ、仕事。
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チョコつながりで動画をひとつ。
Chocolate Mill from Wieki Somers on Vimeo.
いろんな種類のチョコを1ミリの厚さで積み重ねた円柱形のチョコを削る。すると次々、新たな模様が浮き上がるといううつくしい上、多分、美味しいに違いない。香りまでしてきそうなほどウットリとする動画でござる。オキニイリ。
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