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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
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    1960/01/26
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    東京駅から出発の出張の旅。
    朝はいつもの「初藤」にする。

    6057ee9a.jpegひさしぶりのココの暖簾が変わってた。
    昔は白い縮れの生地に、墨色文字で小さく「初藤」。
    赤い落款風のロゴをポンッと置くように染め抜いた暖簾を使っていたのだけれど、今日は藍色。
    それも店名じゃなく「居酒屋」と言う文字を大きく染め抜いたモノ。
    店のブランドでお客様呼べるときと、業種業態でないとお客様が来ないシチュエーションがあるというコト。
    多分、このお店をコトを知らない人にもどんどんアピールしなくちゃ…、という気持ちが働いているのでしょうね…、まぁ、それも良い。
    ほどよく混んだお店に座って、熱々のお茶に分厚い生地のおしぼりもらう。
    冷たいおしぼり。
    この前来たときは熱々、ふかふかのおしぼりだった。
    手に伝わってくる季節を教わる、おしぼりのコト。

    235e32ab.jpeg玉子焼の定食、もらう。
    フッカリとして表面、かりっと焼けた玉子焼。
    2年ほど前までは味醂を使って甘くした、だからプチュンとまるで焼いたプリンのような食感と、コッテリとした濃厚なコクある甘さが特徴だった。
    それが今では砂糖を使ったスッキリとした甘さに旨さ。
    ふんわり空気をタップリ含んで、食感すらも軽くておだやか。
    今の時代の味なんでしょう…。
    近くで食べてたおばぁちゃまが「昔の方が職人風でよかったのにネ」って、お店の凛々しいおばさまスタッフにつぶやいていた。
    職人風っていい言葉だなぁ…。
    だって、この玉子焼なら多分、あのおばぁさまも自分で作れる味なんだろう。
    ボクも昔の方が好きだったもの…、ってちとなつかしむ。

    とは言えサイドは昔ながらで、コックリとした田舎風の味わいに似た糸ごんにゃくと野菜を煮たもの。
    シャッキリとした大根の自家製浅漬け、味付け海苔。
    どれもがご飯が進む味にて身の丈にあう、いい感じ。

    28870e31.jpegところでボクの隣の人たち。
    20代はじめの若い女の子と40後半のオジサンという、親子かなぁと最初は思った。
    他人行儀な話し方と、オジサンの方が妙に気をつかって話題を合わしてあげてる様子に、もしかしたらば朝からコッテリとした人間関係を見せられているかも…、って戸惑った。
    戸惑いながらも耳をダンボに、一言一言が気になってしまう。
    貝汁の中身の貝を一個づつ、せせりながら耳をすましていたらばなんと、実は二人は親戚同士。
    就活かねて関西から上京してきた女の子が今日帰るというので、朝ご飯を一緒に食べようって言うことになったんだと、判明をしてほっとする。

    もし、おじさんから誘われなかったらワタシ、朝はマクドナルドにするつもりでした…、って彼女が言った。
    いいお店を教えてもらってありがとうって、言われてオジサン、溜飲下がる。
    ピカピカのおしゃれでだけどすぐにメッキが剥げちゃうお店ばっかり知ってるオジサンは、胡散臭くてカッコ悪い。
    こうしたお店を知ってるオジサンが本当はステキなオジサンなのかもしれないね…、って自分を褒めたくなるような朝。

    dl.jpg出発前に、喉のご褒美、ゴチソウします。
    駅構内のディーン&デルーカで、さぁ、何を飲みましょうか…、と。
    冷たいラッテにしようか、と思ってカウンターをぼんやり見たら、おやおや、粋な飲み物発見。
    「ライムミントジュレップ」なる、初夏先取りの爽やかなコレ。
    大きなカップに、細かく砕いてサラサラとした氷をタップリ。
    フレッシュミントの葉っぱと搾ったライム。
    マドラーつっこみ、それらを軽く潰してそこにトニックウォーターをトクトク注ぐ。
    氷と氷の間をソーダの泡が満たして、そこでミントがユラユラ揺れる。
    なんと涼しげ。
    飲むのも惜しく、しばらく眺めていたらばジンワリ、カップが汗をかいてくる。

    コクッと飲みます。
    ストロー使わずカップにそのまま口を付けると、ミントの香りがフワッと鼻をなで回す。
    トニックウォーターの苦味に混じって、ライムの酸味がキリッと喉にたのしい刺激。
    ノンアルコールではありながら、ほどよき苦味が大人味。
    いつか本当のミントジュレップ。
    バーボンの匂いが眠りを誘うがごとき心穏やかな飲み物を、ゾンビグラスにタップリいれて、プールサイドのガゼボで横になりながら、午後をまるまる無駄につかうよな、そんな時間を持ちたいモノ…、って、ボンヤリ思う。
    さて、新幹線でサクッと移動、浜松へ。

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    こういうのって
    なんかおしゃれで、大人っぽくっていいですね(って40の男がいう台詞じゃないですが(笑))。
    ライムとミントを買ってマネしたくなりました。
    最近、心が折れているので(笑)、こういうゆとり、楽しみたいです・・・。
    あっくんさん / 2010/05/11(Tue) /
    こころが辛いときに
    > あっくんさん
    心が折れそうになるコトってありますよね。
    なんだか辛くてしょうがないとき。
    こうした飲み物を飲むと、スキッと気持ちが癒される。
    甘いだけでなく苦味があって、あぁ、人生ってステキだなぁ…、って思います。
    がんばりましょうね。
    おいしいもので、心をいたわってあげるのもいいことですよ。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/11(Tue) /
    ライムミントジュレップ
    早く飲みたいなぁって思っていたのです。
    やっぱり、おいしそう。
    たとえ東急東横店のディーン&デルーカ前で立ち飲みしたとしても、
    気分はどっかのビーチに飛んで行けそうな気がします(笑)。
    あーたさん / 2010/05/11(Tue) /
    爽やかのカタマリ
    > あーたさん
    ステキでした、この飲み物。
    出張前の気持ちがスッと穏やかになるような、そんな落ち着きもある。
    是非、ためしてみてください。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/11(Tue) /
    ホテルの試食に堪え難いほどの軽さのソニー HOME 母のご飯にアップル、それからソニーのコト
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