東京駅からはじまる朝。さて、何を食べてはじめるか…、と思ってお腹がちょっと重たく思ってしまう。
それなら蕎麦だな…、と、それで東京せいろう蕎麦にやってくる。
神田藪にちなんだ蕎麦。
そもそもお江戸の蕎麦は一人前がほどよく少ない。小腹を満たすにふさわしい量。
その少なさから、なお少な目の蕎麦で作った朝の蕎麦。
お腹に負担をかけることなく、一晩続いた断食をブレイク・ファストと破ることにした。
いつもの朝なら冷たい蕎麦。大根おろしのぶっかけ蕎麦をたのんで食べるところだけれど、お腹をやさしく温めようかと、それで熱い蕎麦にした。
「天南蛮」…、テンナンバン。
なにやら素敵な朝をはじめる呪文のようでもあって、それ。
小ぶりの丼に江戸前色した濃い汁に、海老が浮かんだ粋な景色にまずウットリ。
さぁ、食べようかと両手で持つと、この丼が熱くてキリッと背筋を伸ばしてたのしく緊張。出汁の香りがフワッと鼻をくすぐっていく。
蕎麦をスルンとたぐって食べる。
するする口の中にやさしくやってきて、スルリとすべってサラリととろける。
細くてやさしい熱い蕎麦。サ行が似合う食感、味わい。心地よい。
てんぷら衣が汁をたっぷり吸い込んで、とろりと口の中でほぐれて、口いっぱいをみずみずしくする。
ゴマの油の風味もたのしく、油の香りが移った汁はどっしり、深みを発揮する。
ただエビの天ぷらの中身が尻尾の小さいプチプチ海老であったのいうのがいささか残念。それもまたよし…、さぁ、移動。
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のどかな気分になりたくて、赤坂見附のホノルルコーヒーカンパニー。
こじんまりした落ち着くお店。どこに座ってもお店の隅々が見渡せる。
厨房の作業の様子も当然みわたせ、そこで働いている人たちの手仕事の気配を感じることができる空間。
仕事をする人、ただただぼんやりのんびりする人、愛を語り合う人たちにそこで働く人たち。いろんな人が同じ空間を共有してるって、その一体感もあたたかでアロハな感じにニッコリします。
コナコーヒーにマカデミアナッツの香りと甘みをつけたフレーバーコーヒー。
ここのお店を象徴している商品で、お店に入るとその香ばしく甘い香りがただよっている…、気持ちがパッと明るくなるようなたのしい飲み物。
強めのローストで、ビターなんだけど喉にやさしい。
多分、ナッツの成分や植物性の油脂が飲み口をマイルドな感じにしてくれているからなんでしょうネ…、フーフーしながら、コクリコクリと時間をかけて味わっていく。その熱々がすっかり冷めてしまうまで、時間を無駄にすごしましょう。
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最近、キッチン用品が気になってしょうがなく、例えばコレ。
なんだか欲しい。ふっくらとしたかき氷。氷を凍らせるときにちょっと工夫をしてやれば、最近、流行りの台湾風のかき氷もできちゃうんだろうなぁ…、これ。
駄菓子屋さん的形もステキ。
オープン価格で2万円とちょっとくらいという値段らしくて、危うくポチッとしそうになっちゃう、オキニナリ。[3回]
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