小洞天でランチをとります。
有楽町の駅近く。ビックカメラの地下にある店。中国料理の老舗のひとつで、それがなんで安売り家電のお店の地下にあるんだろう…って。
ビックカメラが出きる前。ココはそごうが使ってて、百貨店の地下にあった店と思えばなるほど。この贅沢な空間と、その贅沢にあわせた料理がたのしめるというコトも当然。
お店で働く人もどこかクラシックにて、時代を感じる。オキニイリ。
焼売がおいしいので有名な店ではある。
けれどココでボクが一番好きなのが、「やわらか焼きそば」。それと焼売が二個ついたランチセットがあってそれ。
昔はハーフサイズの焼きそばに焼売4個、ご飯にスープがついたセットがあったのだけど残念ながら今はなし。それでこういう組み合わせ。
ココの焼売は味がしっかりつけられていて、醤油もお酢もねだらない。水溶き芥子をタップリのっけて食べると肉の甘みや旨みが引き立ってキリッと旨い。
生姜の風味がかなり強めで、粗めに挽いた豚肉もホツホツ、コツコツ奥歯を叩く。食べごたえがあるのがウレシイ。
錦糸卵にイカにエビ、白菜、きくらげ、さやいんげんと具材豊富な焼きそばは、焼きそばとはいえ蒸し麺をスープで煮含め、油と醤油を注ぎつつ水気を飛ばして仕上げるもので、しっとり、フックラ。
独特な味や食感なんだけど、ずっと何かに似ているような感じがしてた。
何なんだろう…、と今日はじっくり味わって、そうか、これ。揚げたパリパリ細麺の長崎皿うどんが、あんかけまみれになってしんなりしたときの味。あるいは食感にそっくりじゃないって腑に落ちた。
もさもさモグモグ、顎を動かし味わって、お腹満たしてさぁ、出よう。
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ランチどきにはサラリーマンが次から次へとやってきて、満席以上の満席でそれで食べたらすぐに席をたち、近所のモノクルカフェにいく。
阪急百貨店の地下の店。
全館メンズ館という、かなり挑戦的な百貨店の地下には旅の雑貨とカバンに靴。下着に靴下と、かなり私的なたのしみを満たす売り場になっている。
その一角のセルフサービスのコーヒーのカフェ。
申し訳ないほど、いつも静かでありがたい。
何を飲もうかとちょっと考え、冷たく甘い泡を飲みたくシェカラータ。
エスプレッソに砂糖を入れて、溶けたところでシェイカーに。氷と入れてシャカシャカ、シェイクしたらば出来上がり。
カップに入れると氷の上に泡がポッテリ。苦くて甘くて、しかも軽い酸味があって中国料理の油で疲れた口がスッキリ。生き返る。
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