サカキノホトンブログ
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2024/11/24 (Sun)
昼と夜
お昼を家でと、ナポリタンを作って食べる。
茹で上げるのに16分もかかる太麺…、ナポリタンのような炒めて仕上げるスパゲティーにピッタリの麺を先日、沢山仕入れて、それを使って作りましょうと。
セブンイレブンのナポリタン用のレトルトソース。
甘くて押し付けがましいほどにおいしいソースで、これを使うと喫茶店味のナポリタンが簡単に、しかも確実にできるので重宝してます。
しかも値段は98円…、これを味の全てにするのはイヤだけれど、味を下から支える味として使うと結構いい感じ。
太めの麺を時間通り…、塩をくわえたお湯の中でクツクツ茹でて、仕上げてく。
具材を作る。
にんにくと一緒に油で玉ねぎ炒める。
そこにハム。
かたまりのハムを分厚く切って、拍子木にしてコンガリ焼きます。
ハムの表面に焦げ目がついてきたら、塩と胡椒してそこにピーマンほうりこみ、蓋して少々休ませる。
あと2分ほどで麺が茹で上がるっていうタイミングで、ナポリタン用のレトルトソース。
それからケチャップを足して酸味をととのえて、茹で汁くわえて沸騰させる。
ピピっとタイマーがなったら麺を引き上げて油を温めたフライパンに入れてジャッジャと炒めて水気を飛ばします。
パスタを炒めると無数の小さな穴が麺の表面に開いてくるのね。
そこにソースと具材を注ぐと、チュンチュン湿った音をだしつつソースをグイグイ飲み込んでいく。
茹で汁を様子をみながらちょっとづつ、加えてトロンととろみをつけて出来上がり。
仕上げにバジルをフワッとのっけて、ちょっとゴチソウ風を装いました。
タバスコかけてハフハフ食べると、ムッチリとした麺の食感、ネットリとしたナポリタンソースの絡みと具材の風味が渾然一体…、炒めパスタはやっぱり旨い!
拍子木ハムがサクッと歯切れてごちそう感を盛り上げる…、日曜の昼のオゴチソウ。
実は今日の午前中、田舎から小包3つ…、母の手料理、あるいは食材と大きな段ボール箱にギッシリ3つが宅配便で届いたのです。
それを使っての夜としました。
まず母が作って送ってくれた料理をいくつか。
ひとつはナスのお漬物…、讃岐のサックリした長茄子を軽く塩でもみ、赤唐辛子を1個入れジップロックに入れてそのまま。
料理というには簡単で、けれどちょど今日が一番食べごろで飛んできたのがなんともウレシイ…、水気をしぼって細く切り分けカプリと食べる、みずみずしい。
それからカツオのタタキ入ってて、叩き用のにんにく風味のポン酢とキュウリが一緒に中に入ってた。
ねぎなんかと一緒に食べるのが普通のカツオのタタキであります。
けれどうちではキュウリで食べる。
それも細ぉく千切りにしたキュウリと一緒に食べると、カツオ独特の臭みが消えてしかもシャキシャキ、食感たのしい。
だからそうして今日もパクリと。
分厚く切り分け口に運ぶと、ムッチリネットリ、ヒヤッと奥歯にまとわりついて魚ばなれした食感とてもたくましい。
白いネギが何本も。
知り合いの農家さんに分けてもらったモノですからネ…、と但し書きがつき泥つきで。
それをキレイに洗って切って、あごだしの中でクツリと炊いた。
そしてそのまま冷やし、煮含めお皿に盛って胡椒をカリッと砕いて飾る。
ツルンとスベスベ…、見た目や香りはまるでホワイトアスパラガスのような感じで、その上等な姿形にウットリします。
調味料はあごだしだけで、なのに甘みも風味も必要十分…、胡椒の風味が甘みにかわってなんともおいしいオキニイリ。
れから牛肉…、讃岐牛の分厚い切り落としがたっぷり入っていたのでそれをホットプレートで焼いて味わう。
ずっと前に九州の友人に送ってもらった焼肉のタレ。
具材はシンプル、エノキに玉ねぎ、それから輪切りのズッキーニ…、切ったら塩の水をくぐらせそれを下味にして焼いてくとコンガリ、中までジューシーに焼きあがって、それだけ食べても十分味がしみこんで、素材の味を引き立てる。
肉をよく焼き、焼いた油で野菜をやいて、体の中に元気がみなぎるオゴチソウ。
〆はそうめん…、讃岐の小麦粉を使って作った半生そうめんっていうのがあって、それを使ってぶっかけ風に。
たっぷりのお湯で茹でてザブザブ洗っていくと、ピタッと両手に貼り付くようななめらかさ。
冷たくなってくるとギュギュッと麺が引き締まってきて、ハリがでてくる。
そのまま食べてもおいしいのでしょう。
けれどなんだかそれじゃ勿体無いほどに、肉感的な麺の手触り。
つややかな姿にウットリ。
キュウリをシャキッと千切りにする。
細くて、短め。
どっさりたっぷり。
鮭のほぐし身の瓶詰めがある。
器に盛って、上から出汁をトクトク注ぐ。
サイドに送ってくれたかき揚げ。
玉ねぎやニンジンがたっぷりはいった野菜かき揚げを添えて、ズルンとたぐって食べた。
鮭のほぐし身の魚臭さが、キュウリの青い匂いでスッキリおさえられほぼ純粋なうま味に変わる。
シットリとした鰹節のよう。
シャキシャキとしたキュウリと、ムチムチそうめんが、口の中で代わる代わる来てはなくなり、またやってきて、そのうちひとつになってお腹におさまっていく。
明日も一日、ユックリしながら仕事混じりの祝日にいたしましょうかと思うなり。
[8回]
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2012/07/15 (Sun)
ボクツクル・ナニツクル
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■ コメント一覧
無題
白ネギのレシピ頂きっ♪
ナポリタンの作り方も予習
ばっちり。
ママごはん、
いいですね。いつもながら愛情たっぷり♡
キョーコさん / 2012/07/15(Sun) /
編集
四国と九州
四国の素敵な食材と
九州の調味料
おとなりなりの
相性のよさってあるのでしょうか
セブンイレブンの
カレールーも
なかなかおいしいです。
そいえば
おうちカレーって
あまりないですね
白ネギのレシピ
ゴキゲンさまに
つたえなくちゃ
東京ー広島ー博多コラボも
いつかぜひ!
ネコスタさん / 2012/07/15(Sun) /
編集
ママゆずり
> キョーコさん
食に対する好奇心は母ゆずりなんだと思います。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/15(Sun) /
編集
カレー
> ネコスタさん
カレーはあんまり作らないんです。
カレーはお店で食べるモノ。
だから不思議と。
新幹線でひとつながりの修学旅行。
絶対実現いたします。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/15(Sun) /
編集
こころより
熱烈歓迎
博多は
山笠がおわり
いよいよ夏がやってまいります
ネコスタさん / 2012/07/15(Sun) /
編集
無題
先先回のお返事をどうも有難う御座いました。サカキさんの御本に関してですが、たぶん皆さんはほぼ日のサイトからお買いになるのでしょう?失礼致しました。
サカキさんのブログ、美味しいもの沢山の中で、お母様のお料理が一番おいし~!やっぱり愛情一杯だから?ですね。お母様、こちらまで御ご馳走様でした!
ボルテイモアのおかずさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
無題
>ネコスタさん
コラボ、是非ぜひ!
いつかうっかり朝ごはんもしたいです♪
キョーコさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
昨日
> ネコスタさん
山笠の山おいが昨日でしたか…。
夏ですね。
餃子が美味しい季節です。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
ボクを作った料理
> ボルテイモアのおかずさん
やはり、自分を作ってくれた料理というのは、いつまでもおいしく感じますネ。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
ウッカリ
> ネコスタさん、キョーコさん
ウッカリモーニング全国拡大版…、やらねばですね。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
三国ウッカリ同盟っ
〉キョーコさま サカキさん
ぜひぜひっ!
いまから
わくわくしておりますっ!
ネコスタさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
無題
広島のうっかりモーニング第一弾はアンデルセン本店です♪
キョーコさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
デンデンデン
アンデルセンっ
いいな〜
きょうも
さまよいましたが
意外と
博多にはモーニング文化が
少ないようで
うっかりしてました(笑)
うかうかしてられないなあ
ちなみにわたくし
再来週
うっかり
東京にまいいりますっ
ネコスタさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
アンデルセン!
> キョーコさん
それはいかなきゃ…。
アンデルセン本店での朝食は、まだ未体験のゴチソウです。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
夜のウッカリ
> ネコスタさん
博多は宵っ張りの街ですものね。
オールナイトでたのしんで、明け方の牧のうどんなんていいかもしんない…、って思いました。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/16(Mon) /
編集
無題
久しぶりにお邪魔します。ナポリタンホントに美味しそう‼今度の週末に早速トライします。お茄子の浅漬けは早速今晩してみます。
これから益々暑くなりますが、サカキさんのブログを拝見しながら、美味しいものを楽しみながら食べて、節電の夏を乗り切ろうと思います。
クロさん / 2012/07/19(Thu) /
編集
ありがとうございます。
> クロさん
日々暑くなりますが、こんなときこそ美味しいモノを。
元気をだして厳しい夏をのりきりましょうね!
サカキシンイチロウさん / 2012/07/19(Thu) /
編集
あごだし
私もみなさんと同様、ナポリタンの手順やねぎレシピをじっくり読みました。
お茄子、とても綺麗な色ですね。野菜のほとんどが胃一年中手に入りますが、こういう色を見ると、夏だなと思います。
お母様宅急便。私の母は香川出身なのですが、たまに同じような取り合わせ、里から送られてきていた素材など出てきて楽しいです。
二十代で東京にお嫁に来てもうとっくに何倍も東京に住んでいるのに、夕飯の支度をしながらたまに「だしはあごだしを使ったのよ。」と言っていました。
最近は東京でも、しかも粉末であごだしが手に入ったりしますね。
ぴんさん / 2012/07/20(Fri) /
編集
田舎の素材
> ぴんさん
自分流に作った料理も、田舎の素材や田舎の調味料を使って作ると、田舎の味になるんですよね。
それがとてもうれしくて、なつかしくってだから自炊はやめられません。
母の小包をみながら、田舎のコトを思い出す。
大切にしなくちゃいけないものがあるってステキだなぁって思います。
サカキシンイチロウさん / 2012/07/20(Fri) /
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海の日の朝
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