サカキノホトンブログレタスサンド

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レタスサンド

週末の朝のサンドイッチ。

トースト。
薄切りの最初から耳を落としたサンドイッチブレッドを、カリッと焼く。
トースターに入れて焼けあがるのを覗き込む。
ヒーターがオレンジ色に色づいて、徐々にパンの端っこだけが反り返ってくる。
熱線の赤い色が色白パンに乗り移っていくようにしながら、ユックリ、パンが色づいていく。
最初はそっとほんのり黄色。
肌色経由で黄土色に向かい始めた途端に急に、加速度的に色が濃くなる。
太陽の下で肌を焼くのと同じ具合。
焼きすぎてやけどにならぬその直前の、そのタイミングを見極めないと大変なことになってしまう。
今日のはとってもいい感じ。

レタスをたっぷり。
それにハム。
マヨネーズだけで味を作って、ざっくり切って出来上がり。
今日のテーマはレタスの歯ごたえ。
パンからはみ出て、まるでレタスの翼のように今すぐにでも羽ばたきそうな、そんな勢い。
ザクザクシャキッと前歯で何度もつぶれてそのたび、緑の香りとみずみずしさを吐き出して行く。

バナナが一本あったので、プレーンヨーグルトと一緒に食べる。

細かく切って、冷たくひやしたヨーグルトと混ぜてフルンと。
喉からおなかにピトッと冷たい湿布を貼ったよう。
最近ちょっと胃が疲れてるのか、辛いものやにんにくを一杯食べるとお腹がなぜだかゆるんでしまう。
お腹のＰＨ整えて、体の元気を取り戻しましょう。
バナナの甘みもグンと引き立つ、自然な酸味の味わい深くてさわやかなこと。
お腹の底から、目が覚める。

ところで…。

Yahoo!が展開している地図データサービスのひとつに、「TOKYO decade」っていうコンテンツがあって、これがとってもおもしろい。

東京の街の１０年の変化の様子を、地図でインタラクティブに体験できる…、というもの。
１９９９年当時の地図と、現在の地図を見比べることができるというもの。
しかもどちらか一方を移動させると、もう一方の地図もそれに合わせて移動してくれ、なんだかタイムマシーンにのっているみたいな、そんな気がする。
おもしろい。

六本木ヒルズであったりミッドタウンといった大規模開発がなされると、道路まで付け変わっちゃうんだなぁ…、って思ったり、あるいは東京の埋立地が育っていくのがわかったり。
フュージョンビューっていうのも用意されてて、それに変えると地図の真ん中で１９９９年と２００９年がシームレスにつながって、突然、今までなかったものが地図の中に現れたり、またその逆のことも起こったりと興味尽きない。
ウットリです。

それにしても東京のすごいとこって１０年前に計画していたことが、ほぼ確実のその通りに実現しちゃうというところ。
地方に行くと、計画はあくまで計画であって、１０年経っても計画凍結。
あるいは立ち消えってことがよくあるのにネ。
ダイナミックな東京の、できればたとえば５０年前、１００年前の地図でこうしたサービスがあったりすると、尚、おもしろい。
やってください。
Yahoo!さま。

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