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うどん鍋にて腹あっためる日曜の午後

まさに花冷えの今日のお天気。
体を中からあたためましょう…、とそれでうどんで鍋をする。

半生状態の讃岐のうどんをタップリの水でクツッと茹でる。
12分ほど。
お鍋の中を沸騰状態にずっと保って、麺がクルクル対流するのをぼんやり眺める。
細い麺が徐々に水気を吸い込んで、ユックリ色も飴色になる。
箸でときどきかき混ぜながら茹で上げそれをザルにとり、冷たい水でキリッとしめてスタンバイ。
出汁で白菜の芯を煮込むと砂糖いらずで甘く仕上がり、そこにうどんをそっと沈めて具材をドッサリ。
切った油揚げ、かまぼこ、タケノコ、ネギをたっぷり。
グツグツ煮込んで醤油で風味をととのえて、さぁ、出来上がり。
テーブルに運びましょう…、と鍋を火からおろした途端、細かな泡がフツフツあがって沸騰状態がしばらく続く。
土鍋の力のすばらしきコト。
出汁の旨みを存分に含んだ麺と、麺そのものがもってる塩味。
表面ヌルンとなめらかで、お腹がぽかっと温かになる。
透き通るほど煮込んだ白菜の、やわらかなのに歯にひっかかる食物繊維の食感おだやか。
今の季節のオゴチソウ。

熊本の人からもらった掘りたてタケノコ。
アクがないからそのまま食べてもおいしいですよと勧められ、試しに一口食べてみたら、たしかにもうそれだけで十分おいしい。
バターで焼いて塩コショウしていただきましょうとジュジュッと焼きます。
焦がしたバターの風味をつけつつコンガリ表面、焦がして仕上げる。
ジャキッと前歯がかゆくなるような噛み応え。
中からポワッと湯気が出てきて、甘味タップリのジュースがジュワッ。
スキッとさわやかなほろ苦さが最後に残って、まるでホワイトアスパラガスを食べてるみたいな気持ちにすらなる。
春の味わい…、堪能す。

伊勢丹の地下で北海道フェアをやっていて、そこで見つけた鶏の唐揚げ。
小樽名物というコトで、「ざんぎ」と一緒に売っていた半羽まるごとカラッと揚げたモノ。
うずくまるように揚がった姿があまりに色っぽくって思わず買った。
親鳥をかなりジックリ揚げたのでしょう…、ガッシリとした身の食感。
手づかみで食べたいトコロをちぎって食べると、フックラしたとこ、引き締まったとこ。
いろんな部分を食べ比べられるのがなんだかちょっと得した感じ。
夜はユックリいたしましょう。

ところで鶏の唐揚げつながりでへんてこりんな動画を一本。

「Chicken MacNecklace」っていう題名のついたパロディー動画。
マクドナルドのチキンマクナゲットを紐でつないで、ネックレス状にして着用すれば、ナゲットが食べたいときに、いつでも食べるコトができるという実用的なる（笑）アクセサリー。
唐揚げ好きにはたまりません。

チキンマックネックレスを着用している髭のお兄さんが、本当に唐揚げ好きに見えるのがとてもいいとこ。
マクドナルドの世界共通キャッチフレーズの「I'm Loving it」。
それをもじって、「I'm Wearing it」っていうのが気がきいていて、面白い。

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2010/03/28 (Sun) ボクツクル・ナニツクル Trackback() Comment(0)

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