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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    金曜の夜を家飯にした…、メインはお鍋。
    ecee463d.jpegここ数日間、なぜだかちょっと寒くてそれでひさしぶりに鍋にしようと。
    豚しゃぶ用の薄切り肉と、野菜をいくつか。
    シャキシャキとした豆苗と、香り豊かな春菊を鍋の野菜に選んで買ってそれからトマト。
    木綿豆腐で一揃え。
    チキンスープをベースにし、ちょっとカツオのお出汁を足してスープをとってそれをお鍋にタップリ湧かす…、そこでしゃぶしゃぶ、あるいはクツクツ。
    具材に合わせて自由自在に熱をくわえてポン酢、あるいはめんつゆでハフハフ食べる。
    寒い夜には鍋がやっぱりおいしく感じる…、お腹の中から体をそっとあっためる。

    半日がかりでアラビアータに仕上げたトリッパ。

    e1cd461a.jpeg大久保韓国広場で売ってた牛の二番目の胃。
    タップリのお湯の中でクツクツ茹でる。
    それを何度か吹きこぼし、その表面がキレイになったら今度はネギや生姜をいれたお湯の中で再び茹でる。
    茹でては捨ててキレイに洗い、また茹でそしてまた洗う。
    それを何度か繰り返し本格的に味を加える。
    まずニンニクとオリーブオイルを炒めて香りを引き出して、煮たてた酒とトマトの水煮。
    ローリエ一枚、赤唐辛子を放りこみ、そしてクツクツ。
    3時間ほど煮込んでしばらく休ませる。
    トマトの味と辛子の辛味をトリッパの中の方にまで染みこませ、最後に塩を投入する。
    そしてクツクツ。
    水気を飛ばして煮詰めていって、結局、半日ほどを費やしましたか。
    ピリ辛旨味トリッパをお皿に移して、刻んだパセリと粉チーズ。
    クチャっと潰れるトリッパの、柔らかいのに歯ごたえたしかな食感に、驚くほどのうま味にほのかな内蔵臭。
    レストランで味わうトリッパと、なんら遜色ない出来にウットリしながらワイン片手に味わった。

    a24cb611.jpegそれからジャガイモ。

    Twitterのフォロアーさんから分けていただいたジャガイモ。
    北海道の「冬越しキタアカリ」というモノで、一冬越してうま味をギッシリ凝縮させた貴重なお芋。
    一つ一つの個体は小ぶり。
    土がついたままの状態。
    触るとザラッと皮の状態がとても元気で、しかも小さく発芽しているところもあった。
    ぼんやりしてて宅配便の集荷場でしばらく置かれていたようなのです…。
    発芽したくてうずうずしているそんな様。

    早速料理にいたしましょう…、と蒸し器に入れる。
    煮崩れやすいようですよって、教えてもらってだから茹でずに蒸してみる。
    どんな具合かと茹で機の蓋を開けるとホワンと、中から甘い匂いがしてくる。
    串をいれるとススッと入る。
    急いで取り出し、皮を剥き一個食べるともう甘い。
    でんぷん質がネットリしていて、これは粉ふきいもにするしかない。
    それで鍋にザザッとうつし、中火でコロコロころがしながら水分飛ばして粉をふかせる。
    バターとほんの少々、塩をほどこし白い胡椒をタップリかける。
    煮崩れやすいといわれた通り、転がすうちに自然と芋が崩れていってひとくちサイズにおさまっていく。
    色鮮やかな黄色いお芋。
    食べるとホクホク…、大地の味にウットリします。
    トマト風味のトリッパと一緒に食べるとますますおいしく、夜が食卓が明るくなってく。

    なぜだか昨日の夜から食べたくてしょうがなかったモノを食べます。

    bfffe5e7.jpegきゅうり巻き。
    いわゆる「かっぱ」と呼ばれる細巻き。
    わさびをタップリ入れて作ってもらったモノで、〆にシャクシャク。

    実はお寿司の中で一番好きなモノがこれ。
    キュウリのもってるみずみずしさと、緑の香り。
    シャリの酸味と糊の風味。
    食べるサラダのような食感。
    寿司をつまんだ最後の最後は、かならずかっぱ。
    あぁ、寿司が食べたいなぁ…、って思って一番最初に頭に思い浮かぶのがやっぱりかっぱで、別にかっぱだけでお腹を満たしてもいい。
    それほど好きで、今日はお鍋の〆にこれ。
    シャクシャクコリコリ、たのしんだ…、金曜の夜がたのしくふける、腹一杯。

    ちなみにボクが「かっぱ」を食べたくなった理由がこの映画。
    昨日の深夜、DVDを観て大笑いした「デスカッパ」って映画なんだけど、そこで謎の外国人が「かっぱ」をおいしそうに食べていた。
    巨大化したかっぱ怪獣が活躍する映画で、まぁ、ついでに「かっぱ巻きでも食べとけ」って感じのシーンではあったのだけど、強烈にボクのかっぱ巻熱をそそってしまったのでございます。



    かなりお馬鹿な映画でござった。
    とは言えゴジラ系の名作怪獣映画に対する正直すぎるリスペクト。
    あるいは、マニア系の映画監督、あるいは声優、ウルトラシリーズに登場していた俳優なんかがたのしそうに演技をしている、遊び心に満ちた怪作。
    遊び心が過ぎてかなり暴走系でもあるけど、それはそれでたのしめた。
    子供や動物、あるいは奇跡的なるあれやこれやで無理やり人の涙を誘う、お涙頂戴映画をみるよか、こんな映画を観る方が気持ちがスキッとおだやかになる。
    これからゴジラの怪獣大戦争をみようかなぁ…、と思っております、そんな夜。

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    ■ コメント一覧
    なんという素敵な食卓
    自作トリッパ!
    いいですね,すてきですね

    こちらでは見る事あるかなぁ
    せんまいはあるのですけれどもね

    あと心臓とか腎臓とか血の強い所が多くて買う気になれないです
    何か美味しい食べ方ありますでしょうか
    佐藤Rさん / 2011/04/23(Sat) /
    トリッパ
    > 佐藤Rさん
    内臓の中で、もっとも血の気が無いのがトリッパ。
    だから、料理してやろうっていう気持ちが気軽にわいてきますよね。
    レバーとかはやっぱり無理。
    丁寧に、手間隙かけるおうちご飯って、気持ちをおだやかにしてくれます。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/23(Sat) /
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