サカキノホトンブログ冷麦の朝

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冷麦の朝

生の冷麦を使って朝のご飯を作る。

冷麦といえばほとんど乾麺。
一旦乾かす。
そのことで独特のハリと歯ごたえが麺に生まれる。
細いくせしてバサバサ、口の中を騒々しくするほど…、茹でても乾いた感じがするのが特徴。
例えばフォーやスパゲッティも不思議と乾いた歯ごたえがある。
けれど生麺。
ムチムチしてて歯にまとわりつくようなネットリとした食べ心地。
なめらか、そして肉感的で特に生の冷麦の粘りつくような食感は一度食べるとハマってしまう。
その肉感的に負けぬよう、具材とりどり、色鮮やかに仕立てて食べる。

小さなサイコロ状にしたきゅうりとナルト。
コツコツとしてみずみずしいきゅうりの食感と、ムチッと粘るナルトの歯ごたえで、口の中の騒々しさを作る魂胆。
甘辛に煮たお揚げを刻んで、甘みと油のコク借りる。
今日の具材のメインはシシトウ。
網でこんがり焼きあげてブシュブシュ蒸気が吐き出され甘みがギュギュッと凝縮したの。
それを飾ってカボスを搾る。
見た目も華やか。
ムチムチとした麺の食感。
色とりどりの具材の食感にぎやか。
たのしい朝の糧となる。
そうそう、くし切りにしたカボスは皮を下にして搾ると皮の風味をたのしめる。
そうケンミンshowで言っていたのを今日はそのまま試してみたけど、たしかに柑橘類独特の爽やかな香りが麺をおおってとても爽やか…、いいことひとつ教わった。

ところでただただ「こんな縦長動画を配信することができるんだ」って感心してブックマークをかけてた動画。

The 600 Years from the macula on Vimeo.

その内容は、プラハの街中にある６００年の歴史をもつという時計塔に、画像をプロジェクションする映像表現。
「urban projection group Macula」っていうアーティスト集団が先日行ったものらしいのだけど、スゴイ、凄い。
いろんな建造物をスクリーンに見立てて同じような活動がなされているけど、その建物が古くて歴史があればあるほどこうした新しい表現方法が引き立つようなそんな気がする。
日本だったら問題なく、国会議事堂あたりがいいキャンパスなのだろうけど、そんな粋な計らいをするようなコトはないのでしょうネ…、と思う日曜、今は秋。

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