サカキノホトンブログアボカドサンドにジャーマンドッグ

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アボカドサンドにジャーマンドッグ

今朝も昨日に続いてサンドイッチ。
いつもは作らぬサンドイッチを作ってみようと、具材を選ぶ。

まずはエビ。
小指位の大きさのエビを塩茹で。
色鮮やかにクルンと丸まった茹で上げエビをそのまま冷ましてあら熱をとり、ほどよく冷めた頃合いで、ナイフでざく切り。

それからアボカド。
ほどよく熟したアボカドを細かく刻んでマッシュして、そこにマヨネーズ。
タップリくわえてほんの少しだけタバスコ加えてグシャグシャあえてアボカドスプレッドを作っておきます。
タバスコをいれるとアボカド独特の青臭い匂いが、青くて爽快な香りに変わる。
ざく切りエビをアボカドスプレッドにあわせて、練ってねかせてなじませる。

パンを焼きます。
なめらかなアボカドペーストとの相性考え、フッカリとしたパンそのものの食感を残しておきたく、だから片面だけを軽く焼く。
焼いたら深めの鍋のうちに沿わせて立てかけて冷まして蒸気を吐き出させておく。
パンの焼けてない方にマヨネーズを薄ぅく塗って、軽く塩。
そして白い胡椒をはたいて、ハムを乗っける。

アボカドシュリンプをのせて伸ばして平らにならし、パンで蓋してザクッと切ります。

やわらかなアボカドシュリンプがこぼれ出してしまわぬように、蓋するパンをあらかじめ半分に切っておくのが、キレイにスパッと切る工夫。
パンを押さえつけずにすむので、断面キレイに仕上げるコツであります。
それでもタランと、自分の重みでパンの間からこぼれ落ちそうになるスプレッド。

食べようと、手でパンだけを持ち上げようとすると、ダランとこぼれ出す。
それでお皿ごと持ち上げて、パンの移動距離は最小限に、口からサンドイッチを迎えて食べる。
カプッと齧り、垂れ落ちそうになる中身を落とさぬようにズズッと息吸いながら食べ進めてく。

トロンとなめらかな青いアボカドが舌にからんで、プチュンとエビが奥歯で弾ける。
茹でたばかりのエビってなんで、こんなに甘くておいしいんだろう。
うま味が足りないと嫌だなぁ…、と思って挟んだハムがあるのかないのかわからぬほどにエビのうま味と風味が強い。
サンフランシスコのフィッシャマンズワーフの名物の「シュリンプルーイ」のムチュンムチュンとしたあの食感。
そしてうま味を思い出す、贅沢な朝…、オゴチソウ。

午前中をボンヤリしながら、ちょっと喉がかわいてドトールコーヒー。

飲み物だけのつもりで入って、けれどなんだかホットドッグが食べたくなった。
ジャーマンドッグ。
食事ポーションにはちょっと少なく、けれどおやつにピッタリのコレ。
たのんでアイスラッテと一緒に楽しむ。
フッカリとしたパン。
プチュンと弾けるソーセージ。
エビのプチュンともまるで違った、噛むと皮がはじけて中から肉汁ジュワっと出てくるこんなプチュンもゴチソウ。
オモシロイ。

サラサラ氷を齧りつつ、隣の人が電話で話す声が聞こえる。
オーバー還暦のおばさまでした。
多分、携帯電話の向こうは彼女の娘。
四谷三丁目で待ち合わせましょうよ…、というコトだったのでしょう。
娘さんは近所まできて、待ち合わせ場所がわからない。
おばさま、言います。
地下鉄の駅を降りたら近くにスターバックスのお店があるからそこでいる…、って。
うーん、四谷三丁目にスターバックスのお店はあるけど駅からかなり歩いたところ。
多分、駅の近所で迷ってるんでしょう。
二度目の電話がかかってきて、それでもおばさま、スターバックスにいるからきてネと。
すっかり、彼女の中ではココはスターバックなのでありましょう。
あるいは、こうしたスタイルのお店はドトールもベローチェもタリーズも、みんなまとめてスターバックなのかもしれない…、って思ったりした。
教えてさし上げようかと思いもしたけど、あまりの自信にそっとお店をあとにする。

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