サカキノホトンブログ弁天庵のカレー丼

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弁天庵のカレー丼

今日は一日、家にこもっていようと思っていたのだけれど野望用あって家を出る。
ついでに昼をお外でとろうと、弁天庵をえらんで来ます。

それにしても雪だけでなく風が強くて、傘が役にたたないほど。
歩道に積もった雪もほとんどシャーベット状…、たくさん積もる雪よりも、こっちの方がすべりやすくて足に力が入ってしまう。よき運動でござりましょうぞ。
お店の中に入るとあったか。
雨が降ろうが、雪になろうが、風が強くなろうが笑顔で舞って歌ってたのしげな七福神の皆々様に元気をもらって席につく。

カレー南蛮蕎麦を今日のお昼としました。

好きなんですネ…、ここのカレー南蛮。ほどよき辛さと出汁のおいしさ。スープ自体の濃度が良くて、サラサラではなくほどよく麺にからみつく、ポッテリとしたなめらかなとこが、喉にやさしく味わい深い。
具材はネギと豚肉、お揚げとシンプルなのもいいところ。
何よりとろみのあるスープ…、熱さがずっと持続するので今日みたいな寒い昼にはとてもうれしいオゴチソウ。

まずはグルンと箸を突っ込み底から麺をたぐりだす。

ほそい麺にカレースープが容赦なくからんでズッシリ、箸が重たく持ち上がる。
熱が入って麺がトロトロ。互いに絡んで口の中にドッシリとした存在感を発揮しながらほどけてく。
カレーライスより、あるいはかれーうどんよりカレーそばのカレーとスープと炭水化物の一体感は見事なもので、口の隅々がカレーの旨味に満たされる。
しかもホット（熱く）で、ホット（辛い）。体が芯からポカポカたのしく温まる。

小柱とネギのかき揚げ丼を一緒にたのむ。

セルフサービスのお店ではある…、けれどしっかり客席があり座って料理ができるのを待つ。だから全てが注文してから作られる。
このかき揚げも同様で、さっくり花の咲くように仕上がる衣がなかなか上等。
そのかき揚げをカレー南蛮の上にのっけてしばらく置くと、天ぷら衣がカレーを吸い込みポッテリしてくる。
かき揚げ単品をそうして食べてもいいのだけれど、丼つゆで甘辛風味になった衣にカレーがまじると、コクと旨味が一層増してく。
それを引き上げご飯の上にのっけると、これが見事なカレー丼の出来上がり。お腹がたのしく満たされて、冬眠モードに入る準備が出来上がる。

七福弁天庵四谷三丁目店

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