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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼を四谷三丁目のティンフックにて友人と一緒にとります。

    7a487bfc.jpeg実は彼。
    今、借りている部屋を実際に所有している人がその所有権を別の人に譲渡した。
    譲渡された人が転売をして、それを購入した人から退去命令が出ちゃったのです。
    仕方ない状況でもあり、それじゃぁ、引っ越し先を探さなくっちゃ…、と。
    今、東京の賃貸住宅市場は借り手に有利な状態だから安くていい部屋が見つかるよってあれこれ探し、実際、いい条件の部屋がいくつかあった。
    けれどそこから先がちょっと大変。
    彼はフリーランスの仕事をしていて、それがネックになるという。
    勤務先の会社名。
    役職名に勤続年数。
    申し込み書のその項目を埋めるコトができないからと、ただそれだけで断られるコトがあったりします。
    個人を信用せぬというのが、日本の不動産業界のある意味、鉄則。
    敷金とって前家賃とり、保証人のハンコまでとり、それでも個人が信用できぬ。
    なんて寂しい業界だろう…、ってそう思っても仕方ないこと。
    しかも今のボクには、彼に貸せる社会的な信用がなくなっちゃってる悔しい状況。
    せめて昼をお腹いっぱい食べて元気をだしましょう…、と、それでご機嫌レストランにきた次第。

    982668c5.jpeg春巻きソーメン。
    ベトナム式の揚げ春巻きを、冷たいソーメンの上にのっけた夜は前菜がわりの一品。
    米粉で作ったソーメン。
    日本のそれとは違ってちょっとモサモサした食感。
    表面だけはツルンとすべすべしてるのだけど、ハリが強くてズルズルすするというよりも、歯で噛みながらモグモグ味わいたくなる独特の麺。
    ひんやり冷まして、ニュクマムを少々ふりかけ、あえて風味をつけておく。
    丼に盛り、サニーレタスを刻んでタップリ。
    スイートチリソースをドレッシングのようにまぶしてそこに揚げた春巻きのっける。
    春巻き一個を芯にして、素麺グルグルまきつけて口に運ぶと、あら、おいしい。
    揚げた油がクチュッと滲む。
    そのあったかが、ひやっと冷たいベトナム素麺に混じってとてもさわやかで、スイートチリソースの甘酸っぱさがそのさわやかに拍車をかける。
    食べれば食べるほど、お腹がグイグイ空いてくる。

    ここの名物「鶏カレー」に、「フォーガー」食べる。

    9ee9e69f.jpeg赤身を帯びたサラッとスープのようなカレー。
    ベトナム南部の郷土料理だというモノで、鳥ガラスープの強いうま味といろんなスパイス。
    カレー的なる香りの他に、漢方薬的匂いであったり、野菜やハーブの香りが一緒に混じったとても複雑なフレーバー。
    辛さはほどほど、マイルドで、舌にやさしい。
    油っこさもまるでなくって、鶏にジャガイモ、ニンジンなどの具材が主役になっている。
    大きな鶏の胸肉と、骨付きドラム。
    スプーンでそっと押さえれば肉は潰れてほぐれていくし、骨を手に持ちそっとゆすると、フルンと骨から身だけが落ちる。
    見事なほどの煮込まれ具合にウットリしながら、食べ進む。

    同じく鶏のスープのうま味がコッテリとした濃厚なフォー。
    スベスベ、ツルツル、そしてモチモチ。
    塩で味をととのえていて、他の風味をほとんどもたずそれで鶏の匂いが強烈。
    それをモヤシの青い香りがスッキリさせる。
    ほとんど生のモヤシがシャクシャク。
    フォーのフックラとした食感を引き立て、とてもおいしくさせる。

    やさしく同時にたくましい、ベトナム料理の魅力を堪能。
    空は青空、抜けるよう。
    風が強くて飛ばされそうで、けれどこうして風が吹くから空が青いと思えばたのし。
    元気でニッコリ、がんばりましょう、いつまでも。

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    ■ コメント一覧
    悩ましい話ですね。
    私もフリーランスなので、同様の悩みを抱えています。いくら収入があっても、住宅ローンも組めないし、って感じで。賃貸なら「保証会社」が存在しますので、そこを利用するのが「嫌な思い」をしなくてすみますよ。
    実は隣にいる人さん / 2010/02/06(Sat) /
    ありがとうございます。
    > 実は隣にいる人さん
    フリーランス。
    それから中小零細企業の経営者。
    本当に大変な思いをしますよね。
    身につまされます。
    今、日本中で問題になっている「ホームレス」の世界もこうした古くからの日本が抱えた体質が、極端な形で生まれてしまった問題なんだろう…、ってさえ思いました。
    がんばりましょう。
    サカキシンイチロウさん / 2010/02/06(Sat) /
    ありがとうございました!
    今日は付き合ってくれてありがとうございます。
    一人で回ってたらあれやこれやと分からない(特にいるとかいないとか…)ことが沢山だったので、本当に助かりました。
    まりおさん / 2010/02/07(Sun) /
    いるいない
    > まりおさん
    いるいないの判断はまかせておいて下さいね(笑)。
    東京で住まうというのは、大変なコトでもあると同時に、すばらしいコトでもありますものネ。
    大都市の隅っこに、かじりつくようにしてがんばるのもまたたのし…、っても思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/02/07(Sun) /
    無題
    私の祖母が実家のそばに引越す時も「高齢者」というだけでなかなか借りられず、
    結局独身だった妹が一緒に住むと言うことにしてやっと借りられました。
    仲介業者さんはほんとは一人で住むんでしょ、というようなことを母に言ったそうですが・・・
    賃貸にしろ買うにしろ、日本は”家”の負担が多すぎますよね・・・
    まりおさんに素敵なおうちが見つかるとよいですね。

    話は違いますが、カード会社が年収証明を出せと今盛んに言ってきてますが、
    専業主婦の人は配偶者の家族会員になることをおすすめします、だそうです。
    確かに私は無収入ですが、20年近く保有してたカードで、
    引落口座に入金忘れは2回ほど・・・
    なんだかなぁと思う出来事です。
    あーたさん / 2010/02/07(Sun) /
    社会的信用
    フリーで働くってコトは、そんな問題もあるのですね
    やっぱり一人で活動するにしても法人化することが良いのでしょうか?
    悩ましいところです

    放浪者さん / 2010/02/07(Sun) / URL
    こちらでも
    フランスでも保証人の問題は厳しく
    信用のある日本人が
    日系の不動産を通して
    契約するにも
    家賃3ヶ月分の収入が月にある
    フランス人保証人がいなければならず
    新居を探すにも1年かかりました

    佐藤の新居は
    place d'Italieの
    Av. d'Italieというところです

    新居快適です
    こんどお知らせしますが
    どうぞそちらでも
    素晴らしい東京生活が続きますように


    ......それにしても
    いるいないはなんでしょう
    ひょっとして幽霊?
    佐藤Rさん / 2010/02/07(Sun) /
    臆病な暴力
    > あーたさん
    何十年もかけてコツコツと積み上げた信用が、まるで当てにされない現実。
    切ないですね。
    収入があるからといって、それでその人の誠実がはかれるか、というと決してそうではない。
    数字で表すことができない、でも大切なコトを何か証明する手だてはないものか?…、って思います。
    なやましいですね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/02/07(Sun) /
    法人
    > 放浪者さん
    法人を作ったら作ったで、今度は社歴であるとか従業員の数であるとか、次々、次のハードルが待ち受けている。
    一筋縄では行かないのが日本の信用調査というモノのようです。
    個人で一生懸命がんばる手もあるかと。
    ボクも今、いろいろ思案中です。
    サカキシンイチロウさん / 2010/02/07(Sun) /
    新居
    > 佐藤Rさん
    海外での住居探しの大変さ。
    アメリカではそれほど感じませんでしたけど、さすがフランス。
    古い社会には共通の問題なのですね。
    新居での生活がステキなモノになりますように…。

    いるいないは、パラノーマルな存在に関するコトであります(笑)。
    まぁ、気のせいですまそうと思えばやり過ごせる程度のことでありましょうけれど…。
    サカキシンイチロウさん / 2010/02/07(Sun) /
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