サカキノホトンブログパンの朝

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パンの朝

朝、オキニイリのご近所喫茶店のグレースにくる。

もう本格的な夏休みに入ったんでしょう。
いつもならば通勤時間というこの時間で、人影まばら。
道路を走る自動車も、ユルンとしていてなにより大型輸送の車がほとんど見えぬ。
仕事が止まると車も止まる。
自家用車も街中じゃなく、外へ外へと目指して向かう。
これからしばらく東京は、大きな体をもてあますリゾートな街に模様替え。

ここも今朝はユッタリしてます。
サラリーマンが通勤途中にやってきて、新聞片手にタバコをくゆらすこの店も、今日は近所の普段着さんでユッタリ、コーヒー、飲んでいる。
一番奥の席には、いつもみかけるおばぁ様。
もしかしたらココに住んでる人かもしれないって思ってしまうほど、ボクが来るたびそこにいる。
同じテーブル。
同じコーヒー。
半分だけのトーストと、茹でた玉子をユックリ食べる。
今日はのんびりできてウレシイわぁ…、って昨日あったいろんなコトをお店の人と話してた。
コーヒー一杯、お代わりさせていただけるかしら。
ええ、どうぞ。
今日は特別、サービスします。
東京という街がのどかをとりもどす、なんてステキとそう思う。

ここ最近は不思議なほどに朝にパンを食べたくなる。
しかも菓子パンやフックラとしたパンじゃなくって、トーストブレッド。
あるいはバゲット。
口が乾いたモノを求めているのでしょうか？
暑いですもの。
いつもと食欲違って当然。
それで今朝は、ココではじめてお米ご飯の朝ではなくてトーストにする。
サラダとヨーグルトと飲み物ついたセットをとった。

程よく暑めの日本的なるトーストも、これだけキチッと焼かれるとサクサクおいしい。
表面カサッと乾いてて、鼻くすぐるほどに香ばしい。
そこにバターをタップリ塗って、噛むと冷ッと乳脂肪分が揮発する。
口の中でトロンとやさしくなめらかになり、生地の甘みがまるでお菓子のようになる。
パックに入ったイチゴジャム。
タップリ置いて食べると甘い、オゴチソウ。
シャキシャキサラダ。
ヨーグルトにははちみつ、それから炒った黒ゴマ。
体とお腹に良いモノが一緒に口にやってくる。
プチプチ、胡麻が弾けておいしい。
セサミンパワーとビフィズス菌で夏の厳しさ、しのげそう。

それにしても今朝は風がとても強い。
日本列島の北側を、ノシノシとゆく台風４号の影響でしょう。
ぼんやりしてると体をもっていかれそうになるほどの風がときおり襲う。
街路樹揺らしゴミ舞い上がる。
しかもその風。
湿気を含んで生あたたかく、なにやら不穏な気配がします。
九州北部と山陰地方はかなり厳しい雨だったよう。
皆様、おかわりございませぬよう。
お盆の休みも本格的なこの時期に、こんな天気がうらめしい。

夏を呼び込む画像を一枚。
「Take a Break from the Sun」。
日光浴もよいけれど、たまには体をやすませましょう。
そのメッセージを太陽の光に告げさせる。
光が強くなればなるほど、そのメッセージがクッキリしてくるステキなアイディア。
脱帽です。
それにしても今年ほど、熱中症という言葉をニュースで聞いたことはない。
なにしろそれで死ぬ人が、おどろくほどに沢山出たというこの状況。
地球は何をボクらに言おうとしているんだろう…、って思ったりした。
ちょい、仕事。

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2010/08/12 (Thu) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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