急に空が秋めいてきて、空気も涼しくスープが旨い。
朝もスープでお腹をみたし、昼もなにかお腹があったまるモノを食べたい。
それで家の近所のお店。
韓国料理の「妻家房」。
焼肉のない、つまり本格的な韓国料理のお店のとしては老舗の老舗。
商業ビルを中心に、日本全国に支店を作って今ではどこにでもあるお店になっちゃったけど、ここが本店。
最近、近所に韓国大使館が移ってきたこともあってランチはかなり混雑。
スンドゥブチゲをメインにしようかと思いもしたけど、辛い「HOT」より体に染み入る温かさの方の「HOT」を食べたくて、ソルロンタンを選んでたのむ。
「雪濃湯」とも書くように真っ白なスープの中に素麺たっぷり。
牛骨などを煮立ててとった濃厚スープの中には茹でた牛の赤身をスライスしたのが沈んでる。
肉の香りがほんのりただよい、うま味ドッシリ、ツルツル素麺なめらか。
スープの中にゼラチン質がたっぷり混じって、唇、舌までスベスベしてくる。
体に染み入る滋養に満ちたオゴチソウ。
調理段階でほとんど味付けをセずに作ったお料理で、塩や胡椒などを自分でくわえて味をととのえ食べていく。
ココの塩は岩塩を焼いて仕上げた、それそのものにうま味がシッカリのった塩。
タップリいれても塩辛くはならずにスープの中の脂をうま味にかえていくのが、なんだかとてもおもしろくって、スルスル、お腹におさめてく。
ご飯とキムチがこれにつく。
デパ地下なんかでキムチの販売店を出していることもあってココのキムチはいつもよく出来…、調理用とこうしてそのまま食べるキムチをキチンと区別していてステキ。
しかも今日は「サービスです」ってカクテキも一緒にくれて得をした。
だってソルロンタンには、カクテキのっけて赤唐辛子の辛味とキムチの酸味、それからバリバリした食感をたのしみにながらというのがデフォルト。
ご飯もすすむ…、祝日の昼のオゴチソウ。
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週末、母が送ってくれた牛すね肉の煮込みをほぐして作った、なんちゃってコーンビーフを使って今日の夜のご飯。
デミグラスソースと混ぜてクツクツ煮込む。
ちょっとうま味が足りないようで、どうしようかと思ってそうだ…、中濃ソースをちょっとたしうま味と風味、それに酸味をちょっと足す。
ソースって調味料として優れてて、特にスパイスが足りないなぁって思ったときにほんの少々使うと料理が見違えるほど上等になる。
母が作ってくれたポテトサラダとお皿に盛って、一緒に食べるとこれがどうしようもないほどおいしい…、マッシュポテトとビーフシチューを一緒に口に運んだような。
けれど最後に酸味がスキッと味をひきしめる。
カキフライを温める。
揚げずに焼いて仕上げるフライで、オーブントースターでそれを再び温める。
ウスターソースとマヨネーズ。
そこに芥子をタップリくわえて、カキの風味をきわだてる。
噛むとサクッとパン粉が散らかり、カキのうま味がプチュっと口にひろがっていく。
冬だなぁ…、って思う一品。
それから〆にラーメンを焼く。
南九州から飛んでやってきた生麺とラーメンスープがセットになったラーメンパック。
賞味期限がちょうど今日。
無駄にならぬよう食べてあげようと思ってけれど、朝も昼もスープ系。
それでこれを焼いてやろうと、ピンとくる。
キャベツをザクッと切って炒める。
油にニンニク、鷹の爪。
フライパンに火をつけて風味と辛味を取り出したとこにキャベツをいれてこんがりと。
キャベツが焦げた香りが甘くて香ばしくって、そこにロースハムをざく切りにして入れて炒めて、麺を2分ほど茹でてやる。
熱湯の中でブクブクさせて、ほどよく小麦のうま味と風味がでたとこで、ザザッとザルにとってザブザブ洗ってキャベツを炒めたフライパンの中に投入。
ラーメンスープを半分量だけ入れてザザッとあわせて炒める。
麺の水気と炒め油がほどよく混じって、シットリしたまま焼き上がり、麺と同じ地方のウスターソースを注いで味をととのえ出来上がり。
ネギをちらしてハフっと食べると、麺がザクザク歯切れてたのしく、口の中でラーメンのようになってはいくけど風味、香りはあくまで焼きそば…、お腹の中から汗をかく、
[3回]
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