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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    さてさて、近所のグレースにくる。

    8dcd2103.jpegお店の近くの新宿御苑。
    桜の花も満開以上の満開でそろそろ散り際。
    風が吹くと、公園の外の通りまでひらひら花が飛んでくる。
    花はどんな状態がうつくしいか?
    いろんな見方があると思う。
    たとえばバラの、今まさに開こうかというその瞬間がうつくしい。
    そういう人もいるけれど、ボクはまもなく散る寸前。
    花びらがよじれるほどに開ききった、狂おしいほどの騒々しさが好きだったりする。
    桜の花。
    それもやっぱり満開過ぎがうつくしい。

    花が散る。
    そう思ったらさみしいけれど、花が枝から自由になるとそう思ったらなんだかとてもたのしく見える。
    風に舞う花。
    春がとうとうやってきた。
    ココロ明るくしましょうね…、とそう言う桜のメッセージ。

    さてグレースのいつもの席にちょこんと座り、いつもの人にいつもの挨拶。
    料理をひとつ注文し、そして壁をみたらばなんと。
    先日きたとき「しばらくお休み」と貼り紙使って隠してた「大盛り、特盛り」のメニューが復活。
    春であります…、なんだかとっても、うれしくなった。

    3d049787.jpeg朝のメニューをハムエッグにする。
    ずっとここでのお気に入り。

    よく焼いてくれた目玉焼き。
    今日はいつも以上の入念で、白身の縁が黒く焦げてる。
    けれど卵の白身の部分。
    こうして焦げると、香ばしくなる。
    甘みも増して、ちょっとお菓子のような味わい。
    しかもサクサク。
    まるで焼いたチーズの端っこみたいな食感がして、とても軽快。
    にもかかわらず、目玉の真ん中に行くにしたがいどんどんプルンとなめらかになる。
    ひっくり返さず、蓋してジリジリ、蒸し焼きにしたからのプルリン。
    黄身はシットリ、みずみずしくて、味わい濃厚。
    醤油をササッとかけると焼けた油ではじけてクルンと水玉になる。
    それを落とさぬように持ち上げ、パクンと口に含むと旨い。
    こんがり焼けたハムもムチッとおごちそう。

    ひじきの煮物。
    野菜サラダと味噌汁、それから海苔がそろっていつものようなお膳の中身。
    けれど本来、あるべき場所にないモノひとつ。
    ご飯であります!
    実は今日。
    この定食をご飯の代わりに、トースト焼いてもらって添えた。
    ハムエッグとトーストならば自然きわまりない組み合わせ。
    けれどそこに、海苔、味噌汁がくわわるととてもたのしい和洋折衷モーニング。

    d86acdb2.jpeg分厚いパン。
    軽く焼きあがった山高パンで、だから空気をタップリ含む。
    それをトーストしてやると、サクッと仕上がる。
    やさしい歯触り。
    香りも甘い。
    そこにタップリバターを塗って、テカテカしてる。
    パンをスパッと切った切り目から、垂れてお皿を濡らしそうなほど。

    実は、味噌汁とトーストの組み合わせって嫌いじゃないのです。
    特に分厚い、ちょっとモッチリしたトーストを、味噌汁にトポンと浸して食べる。
    トーストがちょっとお餅のように感じて、体が潤う。
    こうしたバターを塗ったトーストを浸すとバターがお汁に移る。
    どっしりとしたコクが移って、味噌ラーメンのスープを飲んでるみたいな気もする。
    掟破りな組み合わせだけど、ボクの中の悪食の血が騒いでしまう。
    そんな食べ方、オモシロイ。
    山型パンのモコモコとした耳の部分がカリッと乾いて香ばしく、サクサク前歯をくすぐるような食感たのしく味わった。

    7e8495d4.jpegちょっと遊び心を発揮。
    トーストの上に海苔をのっける。
    ちょっと醤油をたらしてやると、海苔がシットリ、パンに貼りつく。
    バターの風味と醤油の味で、トーストの上の海苔がたちまち佃煮のような味になり、パンをまるで磯辺焼きのように味わいにする。
    神田にある「エース」って言う喫茶店の名物商品。
    海苔サンドっていうのがあってそれをなぞって作ってみる。
    コーヒーじゃなく、緑茶があうようなどこかやさしくなつかしい味。
    今日はかわりに味噌汁を飲む。

    それからジャム。
    ジェリー状のパック入りのジャムをタップリ乗っけるようにつけて味わう。
    最近、はやりのいちごの果肉がそのまま入ったプリザーブタイプのジャムと違って、甘くてまるでケーキのような香りが特徴。
    バターの塩味と混じりあい、朝の体に元気をくれる。
    冷たいカフェオレ。
    ストロー使わずそのまま飲むと、最初はビターなアイスコーヒー。
    そこに徐々にミルクが混じる。
    甘みに風味が加わって、最後はコーヒー牛乳味になってお腹と喉をスキッとさせる。
    氷がカラカラ、グラスを叩き、手には冷たい水滴ビッシリ…、朝がユックリあたたかになる、春模様。

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