ランチを食べようと家を出る…、今日は夕方から用事があってだ、だから昼は近所ですませておきたいと思ってテクリ、ちょっと歩くと汗をかく。
気温が高くて暑いのじゃない。
湿気が強くて、しかも空気がドッシリ重い。
雨の準備をしている大気。
その重たさが体にズッシリ。
冷たいお蕎麦でしのぎましょう…、とそれで近所の「つぼみ家」に来る。
近所に何があるわけじゃない。
最寄りの駅も四ツ谷と四谷三丁目のちょうど間という不便さで、けれど今日はギッシリにぎやか、お客様。
お店の向かいのスタバも実は、繁盛店のひとつであってしかも週末。
近所に人がたくさん住んでるってコトなんでしょう。
東京の都心回帰は顕著で確か。
しかも小さな子供を連れたファミリーがちらほら混じって、この界隈も「住める街」になりはじめてるんだって実感します。
小さなカツ丼とざるそばセット。
ココの出汁やタレはおいしい。
特にかえしが濃厚で、醤油の風味がキリッと際立つ出来栄えで、だからカツ丼はなかなか上等…、玉子が出汁を吸い込んでフックラ仕上がりご飯がザブザブ味わえる。
注文してからあげる天ぷらもなかなかなモノ。
上天丼をたのむとエビが日本にインゲン、茄子の天ぷらがのっかってきて、それに蕎麦で520円って値段が申し訳なく感じるほど。
蕎麦もキリリとエッジのきいた食感で、スルスル唇わけいってバッサリ歯切れて蕎麦の香りを吐き出していく…、冷たいかけはやさしい出汁の風味にウットリ、ざるでたべると醤油の香りがキリッと際立って喉からお腹を涼しくさせる。
そば湯をもらってゴクリとそばツユ味わって、さてさて移動と店をでる。
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家に帰る途中にフラッとパフェ食べる。
フクナガフルーツパーラーっていう、果物屋さんがやってるパーラー。
季節季節でおいしい果物を使って作るパフェで有名…、今の季節はダークチェリーのパフェがメインで、それをパクリとたのんで味わう。
脚高グラスの中にギッシリ、アイスクリームにシャーベット。
当然、ダークチェリーをジュースにして、それを凍らせ作ったモノで、アイスクリームとシャーベットの間に凍ったダークチェリーが仕込まれている。
グラスの上にはポッテリとしたシャンテリークリーム、ダークチェリーを5個のっけ、これ一杯でダークチェリーを20個くらい味わうことができる贅沢。
見事なところがどのチェリーを食べても同じようにおいしくて、熟れ具合が絶妙なとこ。
仕入れたチェリーを一番おいしい状態で、使う目利きと誠実が、ココのパフェを天下一品にしているのでしょう。
まさにパルフェ=パーフェクト。
それから一緒にサンドイッチのセットをもらう。
ハーフサイズの玉子サンド…、フッカリとした食感がとても独特、オキニイリ。
ちなみにココの食パンは、ずっと今まで同じご近所の「フクヤベーカリー」ってお店のパンを使ってた。
フックラしてて塩の風味がキリッと痛快、分厚く切って挟んでも、具材の風味や味わいを不思議なほどに邪魔せぬパンで、それで作ったフルーツサンドは絶品中の絶品でした。
ところが、お店の人が体を悪くされたか何かで突然閉店。
フクナガさんもかなりショックで、「閉店前の1周間はフクヤの食パンばかりを食べていたんですよ」って。
それでもあれこれ探しまわって、かつて曙橋にお店のあったフクヤベーカリーと同じようなパンを作ってたパン屋さんにお願いをしてパンを仕入れているんです…、って。
なるほどフックラ。
ちょっと薄めのパンになりはしたけれど、卵サラダのなめらかを邪魔せぬほどよき味わいにホっとしました。
アイスコーヒーを甘くして、コクリと飲んで気持ちを休めて帰ります。
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