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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    昼食を終え、荒木町の中をぶらり…、甘いモノを食べたくて。



    それというのも実は目当てのお店があって、早めに家を出でいってみた。パフェのおいしいフルーツパーラー。開店前というのにすでに行列で、行列してまでとそれでとんかつを食べにいったのでありまして…。
    どこでもいいから、甘いモノを食べさせてくれるお店があるといいなと思って、路地を曲がってすり抜けて、ブラブラ歩いたところに氷の旗を見つけた。
    「Ryan」というスナックらしく、けれど昼間はかき氷屋さん。
    こりゃ、オモシロイと入ってみました。



    お店の造りは確かにスナック。カウンターにブース席が2テーブルで、柱の影にはカラオケセットがおいてある。
    けれどメニューはかき氷だけ。見ようと思えばオサレなカフェのようにも見える。
    目当てのモノを注文し、しばし待ちます。
    かき氷機がひとつだけ。ひとつひとつ丁寧に作るからでしょう…、ぼんやりたのしくかなり待つ。
    入り口のドアを開け放ち、そこから街の景色が見える。ときおり中に吹き込んでくる風もやわらか。のどかな景色にニッコリします。



    そしてまず、ボクが注文した氷。秋の新作氷だという「ほうじ茶豆黒糖」。
    大きなガラスのボウルの中に、大きく山なすボリューム感。
    ほうじ茶色のふわふわ氷で、上には茹でたお豆とドライフルーツ。ベリーやレーズンがちらかりかかる。
    氷の表面が透き通って向こう側がみえるほどに細やかで、しかもふっくら。空気をタップリ含んでいるから、スプーンですくって舌にのせるとおどろくほどに軽く感じる。
    しかもたちまち溶けるのですね。溶けると冷たいほうじ茶になる。



    サッパリしていて後口がよく、氷じゃなくて冷たい水を食べてるみたい。
    黒蜜をかけると蜜の重みに耐えかね、大きな穴があいていき、そこを食べるとどっしりとした濃厚な蜜の旨みにお茶の香りが混じって消える。
    おいしいです。
    儚く、しかもさわやかで、やさしく甘く、そして切ない。
    氷がとてもなめらかで、冷たさまでもがやわらかくだから頭がキーンとならない。オキニイリです、オキニイリ。



    半分ほども食べたところでやってきたのが、友人がたのんだ桃とイチゴの氷。
    桃はとてもなめらかなピュレ。
    ピュレがかかったところを食べると、氷がまるでジェラートみたいにポッテリとした食感になる。
    イチゴはホツホツ、粒が舌に残ってまるで凍ったイチゴを食べてるみたいな気持ちになれる。氷なのにフルーティー。ウットリしながら食べすすむ。



    ちなみに練乳下さいってお願いすると、大きなジャーに入ってどうぞとやってきて、これがかけ放題というステキ。
    練乳かけても氷のやわらかさ、とろけ感はいささかなりとも損なわれずに、口溶け感はそのまま残る。
    ミルクの香りが味わいだけをどっしりさせて、なんておいしい。
    夏の終わりのこの時期に、はじめて出会ったおいしい遭遇。もっと早くしってれば暑い夏がもっと涼しくなったのに…、って思いもしました。また来よう。


    関連ランキング:かき氷 | 四谷三丁目駅曙橋駅四ツ谷駅



    ちなみにRyanなるかき氷バー。音楽のセレクションがボクの趣味にぴったりで去ってく夏を惜しむがごとき、切ない歌が次々流れる。例えばコレ。



    馬の骨っていうキリンジの弟さんのソロ・プロジェクトのこの曲が、暑さにつかれたココロに染みる。
    熱苦しくなく、クールでけれどあたたかい。
    口の中にあるかき氷のような味わい…、ピッタリでした。オゴチソウ。

    拍手[3回]

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    無題
    実は私はかき氷はイチゴ派ですが、黒糖もカリカリ齧る派でして、こちらのかき氷大変おいしそうです。食べたいな。
    みやはらさん / 2015/09/06(Sun) /
    おどろきました
    > みやはらさん
    うちの近所にこんなかき氷をたべさせてくれるお店があるなんて、ビックリしました。
    ボクも氷はイチゴが一番好きですね。
    サカキシンイチロウさん / 2015/09/06(Sun) /
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