朝のまいどおおきに食堂…、東京にあるチェーンの中で朝食営業しているお店がいくつか、中でも東新宿にある店は唯一、24時間営業というコトにてそこで朝ご飯。
これがなかなかたのしくて良い!
朝の早い時間帯から、ショーケースの中にギッシリ、料理がたくさん並べられててほぼフルラインナップの品揃え。
オモシロイのが同じショーケースの中をながめて、時間によってその見え方が違って感じる…、卵焼きとかおひたしだとか、朝のお腹にやさしげな料理が次々目に入ってきて、なるほどココって朝に来るのも悪くないなとジンワリ思う。
そもそも家庭料理にご飯に味噌汁という基本的なここの料理の構造は、日本の朝のご飯にピッタリ。
夜より朝にうれしいようにできているかもって思ったりもする。
それにしても大きなお店。
通常のまいどおおきに食堂のキッチンの裏にもう一つ、大きな厨房が設置されてる。
そこで朝からおじさん調理人がジャンジャカ鍋をふって料理を作ってる。
なるほど、そうか。
この店の周辺にある他のまいどおおきに食堂や、かっぽうぎのようなチェーンの店に、ここで料理を作って配送してるんでしょう。
明治通りに靖国通りと、新宿を中心としてのエリアにアクセス便利な場所。
だから24時間営業で運営しているのでしょうネ。
運ばれる料理と違って、この厨房で作った料理。
なんだかおいしく感じる不思議…、料理をあれこれ選んでお盆に並べてく。
ちょっと悩んでしまいます。
野菜を食べるということを心がけつつ料理をみると、あれも食べたい、これも食べたい。
まず目に入ったのがしらすおろしや明太子。
漬物、それから海苔の佃煮。
ご飯がそれをバクバクおかわりできそうで、けれど今日はそれはスキップ。
野菜の料理をあれやこれやと。
ごぼうと糸こんにゃくをすき焼き味の甘辛煮煮込んだモノや、オクラの胡麻和え、高野豆腐と青菜の煮含めがあってそれらをお盆の上に次々のっけていったら、メインの料理はあと一品ほどでもう一杯。
鮭にしました…、分厚い鮭の切り身の塩焼き。
フックラ焼けてて、これが脂がのってて旨い。
それから梅干し。
シッカリ酸っぱく、シッカリうま味のある梅干しで、それをご飯の上にのっけて、しばらくご飯は食べぬ覚悟の意思表示!
野菜の惣菜料理を口にふくむと出汁のうま味がジンワリ口に広がる。
鮭はホロリと口の中にてほぐれて、脂の風味がジュワッとにじむ。
それに味噌汁。
今日はサービス品ですから…、って。
それでもらうと具だくさん。
ほうれん草にネギに油揚げ…、これも野菜の料理を思ってハフハフ食べる。
ご飯に辿り着く前に、おなかに料理が溜まって満足感を感じるところがなんだかウレシクうちの近所の支店も朝からやってくれればいいのになぁ…、って思ったりする。
ちなみにお店に次々人がやってくるのにビックリもする。
朝からビールを飲む人たちや、徹夜明け風のサラリーマンが朝からとんかつバクバク食べてる。
やはりココは眠らぬ街の入り口だなぁって、先週、ねこ膳で感じたコトを思い直した。
ちなみに本日、鮭の皮…、食べてやろうと思ったんだけど鯖の薄い皮とは違ったこの頑丈な存在感に、やはり果たせず残してしまう。
まだまだ大人になりきれないなぁ…、と思ったりする、朝ご飯。
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