ひさしぶりに丸亀製麺…、お勉強を兼ねた食事でござる。
新宿御苑の近くのお店。
地下鉄駅から出た正面で、角地の一階…、空腹を衝動的に満たしたいと思うお客様を呼び込む立地としては最高。
さすがにいい場所をかっさらっていくようなぁ…、と思って二階をふと見ると、そこにはフィットネスクラブが一軒。
下でうどんを食べる人、上でカロリー消費する人と、切なくなるようなこの組み合わせに、ボクはカロリー摂取をする側!と、エヘンと居直り店、入る。
釜あげうどんをたのんで食べる。
釜あげと言ってはいるけど、茹でておいたうどんを熱湯にくぐらせてから提供している。だから厳密に言えば釜あげうどんではなくて「湯だめうどん」なのだろうけど、まぁ、しょうがない。
ココは讃岐うどんを売ってるお店じゃなくて「讃岐の気分を売ってる」お店。
いいんだろうと思います。
熱いですから気をつけて…、と手渡す度に律儀に言うのが、心配りと思えるか、マニュアル通りと見えてしまうか、微妙なムードがなやましい。
ツユにタップリ、ネギと天かす、それから生姜。
いまだこういう部分が、お好きなだけ!ってセルフサービスであるというのがありがたく、それでタップリ。
ほどよくおいしいほどよきうどんを、ほどよくおいしいツユにつけ、一口ゴトにお腹の温度が上がりはするけど、本当においしいうどんを食べに讃岐に行きたい。
そんな気持ちにさせてくれるのも、讃岐にとってはいいことなのかもしれないなぁと思ったりした(笑)…、さて、帰る。
なんだか人生を感じさせるような動画を2本。
まずはニューヨークのグランドセントラル駅で撮影されたこの動画。
Adam Magyar - Stainless, 42 Street (excerpt) from Adam Magyar on Vimeo.
ホームで待つ人工業用のハイスピードカメラで撮影して、それをスーパースローモーションで再生したモノ。
もう一本は日本の新宿JRの駅のホームで電車を待つ人。
Adam Magyar, Stainless - Shinjuku from Adam Magyar on Vimeo.
ちなみに、ホームに立つ人をこのアングルで撮影したというコトは、ホームに入る電車の中から撮影しているというコト。
その発想がなにより斬新。
同じ路線、方向、意図で乗る人たちの列を、生きた彫刻として表現したかったという作者の意向。なるほどたしかに。荘厳にしてときに陰鬱、けれど何度も見返さずにはおれぬ、人の人生みたいな絵でござります。オキニナリ。[5回]
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