サカキノホトンブログ煮魚・唐揚げ・豚もやし

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煮魚・唐揚げ・豚もやし

煮魚、食べたい。
そう思って、自分で作る。

気軽に煮魚をおいしく食べさせてくれるお店って、随分、減った。
お店に入った途端に、甘い煮汁の匂いがするようなお店が減ってかわりに増えたのが「炙り系」の店。
生の魚や干物を焼いてどうぞ…、っていう趣向の店で、最近流行の発泡系のお酒には確かに煮魚よりもそっちの方があうんでしょう。
煮るより焼く方が簡単だ…、っていう事情もあるんだろうなぁ…。

カレイを買います。
大きな玉子をタップリ抱えた分厚い切り身。
醤油とみりん、日本酒と水。
沸騰させたところに魚をそっと沈めて、落とし蓋してクツクツ煮るだけ。
魚自身から出汁がでてきて自然においしく仕上がっていく。
シットリとした身、ホツホツしてて口の中で徐々にネットリ感を増す玉子の味わいおいしくて、あぁ、おいしい…、ってウットリとなる。

それから一緒に鶏の唐揚げ。
ニンニク醤油と砂糖と日本酒でつけ汁作って、昼からしばらく漬け込んどいたモモ肉に片栗はたいて揚げたモノ。
唐揚げにはいろんな流儀があるようで、漬け込むのが塩ダレだったり。
あるいは味のついた粉をはたいて揚げるだけのモノだったりと…。
それぞれ味わい、風味が違っておいしくはある。
けれどボクは醤油風味の甘めのタレに、かなり強めにつけこんだのを揚げるのが好き。
タレに馴染んだ鶏肉が、クチャッとちょっとなめらかになる。
醤油が焦げた香りも濃厚。
中に旨みが染み込んで、噛むとジュワッとかなりの量の肉汁が飛び出してくるのもまたいとおしい。

野菜を食べなきゃ、とモヤシを炒める。
細かく刻んで片栗粉をまぶした豚肉を油で炒めて表面カリッとさせておく。
水で戻した春雨をくわえて合わせダレ。
CookDo!の回鍋肉のタレをチキンスープで伸ばしたモノをザザッとかけて炒めてく。
春雨がしんなりとし始めたらばモヤシをくわえ、塩と胡椒で味をととのえる。
お皿に盛ると春雨が、フカヒレみたいにみえてくるのがちょっとうれしい目のゴチソウ。
シャキシャキとしたモヤシ。
プルンとなめらかな春雨、それからカリッと揚がるように仕上がった豚バラ肉と食感にぎやか。
ご飯のおかずにモリモリ食べる。

モヤシだけでは心もとない。
もっと野菜をと、唐揚げのサイドにレタスをタップリそえて、唐揚げくるんでシャキッと食べる。
芥子マヨネーズや、スイートチリソースを用意して、ディップしながら味かえてタップリ食べる。
シャキシャキムチムチ、食感たのしくサッパリとする。
それにしても葉野菜の値段が高いコト。
天候不順のせいなんでしょう…、ボクらは自然を食べているってことなんでしょう。
むしろちょっとホッとする。

ところでこれ。
アイディアはいいのにネ…、っていうちょっと惜しい商品。
「MEDEA」っていうオランダのウォッカ。
ラベルの一部がLEDになっていて、そこにメッセージをうつしだすコトができるというのであります。
数字とアルファベットを１メッセージあたり255文字まで、６メッセージまで記憶させられる。
ムードのあるバーでこれに「Je t'aim」とかってメッセージを語らせる。
いいかもしれない、おもしろい。

How to Program a Message on Your MEDEA Bottle from Medea Spirits on Vimeo.

ただ動画で入力方法をみてるとかなり面倒くさくて、昔、カシオのデジタルウォッチにデータをひとつひとつ入力してたときのデジャブのようで、かなり残念。
iPhoneと連動…、なんて芸当ができれば結構、売れるかなぁ。
このLED部分にプレプログラムしてメッセージ付きで売るって方が、ずっと普及の現実味があるかも…、っていろんなコトを思ったりする。
オメヨゴシ。

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2010/04/17 (Sat) ダイアリー Trackback() Comment(0)

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