明日はちょいとばかり大きなイベントが控えてて、それであれこれ準備に忙しい。
昼を近所で売ってるお弁当を食べてすませた。
魚屋さん…、朝早くから頑張っていて昼になると魚のショーケースの手前に低いテーブルを置き、そこに弁当をズラッと並べる。
すべて当然、お魚弁当。
毎日毎日、魚の種類が変わっててまだ弁当ができていない出勤時にも木札がズラッとならんでいつも気になっていたのでありまして、チョコッと会社を飛び出し買った。
ぶりの照り焼き。
分厚い切り身で、脂がかなりのっているのでしょう。
自分の脂でこんがりやけて、皮はパリパリ。
最近、安い定食屋さんとか居酒屋で照り焼きと称して、照り焼きのタレを焼いた魚に乗っけるだけで出してくるところがある。
あれはあくまで照り焼き風。
ココは正真正銘、醤油のタレを塗って焼いてる。
甘み控え目。
醤油の風味がスッキリしてて、しかも魚のうま味を邪魔せぬ自然な味わいがいい。
ホロッとほぐれて、口の中でバサッと崩れておいしく散らかる。
キチキチ音を立てるほどに頑丈な繊維が見事で、ぶり独特の香りと酸味が口いっぱいに広がっていく。
辛味を持った酢醤油で和えたモヤシや、さつまいもの天ぷら。
出汁をとったあとの昆布を醤油で煮込んだ佃煮なんかがギッシリ詰まった弁当で、こりゃなかなかに味わい深い。
注文してからお店の奥で詰めてもらえるほかほかご飯。
弁当の横に小さな惣菜が何種類か売られてて、かぼちゃをみつけて思わずかった。
甘辛かぼちゃは、ずっとあんまり好きじゃなかった。
かぼちゃはパイやケーキにするもの…、ご飯のお供にならない野菜とずっと決めつけ食べたいなんて思わなかった。
けれど最近、無性にこうした甘辛味でシットリとした食べ物がおいしく感じる。
齢52のおじさんらしい、食の嗜好に向かいつつあるということなのでありましょう。
夜、地方からいらっしゃったお客様と一緒にお好み焼きを食べに新宿。
歌舞伎町にある「まつ里亭」というお店。
お好み焼きにもんじゃ焼き、焼きそばそれから鉄板焼きが食べ放題でたのしめる。
今、全国的にお好み焼きの食べ放題がブームになってて、けれどやっぱり粉物だけでは満足できない。
お腹が一杯になるだけで、たのしさ半減。
ならば粉物以外を焼けばいいではないのと、上等な肉やシーフードを取り揃えたりする店がある。
けれどそれだと高くなる。
お好み焼きで良かった人に、わざわざ高いものを売りつけるのは粋じゃないし、なにより期待を裏切ることになってしまう。
ほどよい肉。
鶏肉、豚肉、牛肉とありきたりだけれどそれを焼けるコトがたのしい。
おいしいモノを売ることよりも、たのしい時間を提供すること。
それが食べ放題が成功することでもあるわけで、そんな実例をみましょうと、それで今日はやってくる。
さすがにお店の中は若い人達ばっかり。
ボクらがダントツ最年長で、隣の大柄男性グループなんて一体どれだけ食べるんだ?ってくらい次々、焼いてはお腹に放り込む。
うれしそうな笑顔をみると、これでいいんだって思ったりする。
生姜がタップリ入ったここの名物お好み焼きを食べ、ビールを飲んでこんなたのしいお店がもっと出来ればいいなって思って、そしてはしご酒。
今日は気持ちの良い日でござる…、明日は一日忙しい!
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そういえば、今日はこれから関東地方に雪が降るんだというニュース。
23区も5センチほどの積雪になるんじゃないかというコト…、その程度の雪ならいいかと、なかば勝手にワクワクしながも、明日のイベントに差し障りなくと、気持ちは右往左往する(笑)。
皆様、大事ありませぬよう…、明日もニッコリ、お元気で!
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