サカキノホトンブログ夏の朝

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夏の朝

土曜の朝を和食にします。

先週週末、並んで買った魚の粕漬け。
「魚久」の切り落としのご奉仕セットの、実は昨日が賞味期限。
そもそも保存をきかせるための粕漬けでしょうゆえ、それで一日、長持ちさせた。
お水でよぉく洗います。
粕に埋まった切り身を掘り出すようにとりだして、一枚、一枚。
洗ってお皿に並べると、今日のは大きな切り身が多くて、こりゃ、当たりだわいとほくそ笑みつつ洗って焼きます。

皮目をコンガリ、パリッと焼いて身はシットリと。
あいかわらず、テカテカつやつや、色づきキレイに焼き上がる。
焼けた粕の香りがフワッと鼻をくすぐる、お腹がグーッ。
お皿に並べて、いただきますでございます。

先週買ってすぐ食べたときに比べて今日の…。
魚の水気が粕に余分に吸い取られてて、よりムッチリと歯ごたえゆたかでたくましい。
粕の風味もよりつよい。
麹の風味と魚の旨みがドッシリ強く、ご飯がすすんでしょうがない。
普通はネットリした銀だらや鮭のハラスも、ちょっと枯れた食感でサッパリしてて、けれど旨みは強烈でこれで発泡系の酒を飲んだら旨いだろうなぁ…、って思ったりした。
おもしろい。

玉子を焼きます。
刻んだネギをタップリいれて、白出汁、砂糖と塩を強めに下味いれる。
タマゴ焼き器でジンワリ、フックラ焼いていく。
よく焼き玉子がフワッと軽く、そこにネギのシャキシャキとした青くて軽い食感が加わって歯触りたのしい。
食感爽快。
軽く熱の入ったネギの香りもさわやか…、オゴチソウ。

玉子に混ぜて焼く食材。
一番好きなのはこの青いネギ。
香り、味わい、食感と三拍子揃ってタマゴにあう気がします。
次が海苔。
それから刻んだピーマンかなぁ…。
軽く戻して炒めた切り干し大根もかなりおいしい…、今度、作ってみようかなぁ…。

それから、めかぶ納豆。
めかぶと納豆、どちらもトロトロ、粘り気がある。
けれどちょっとおもしろいのが、この両方を合わせて混ぜると納豆の糸がキレイに切れてなくなっていく。
ブクブク泡も立たないし、納豆独特の発酵臭も不思議な弱くなってくる。
めかぶの海藻パワーでしょうか…。
納豆とめかぶを同量あわせるのがコツ。
これなら多分、納豆嫌いの人にも抵抗なく食べられる。
かつての納豆嫌いさんのボクが言うのだから間違いない…、って思いますです。
味はめかぶが使ったタレの味だけで、醤油やタレをつかわなくても充分おいしい。
今日は芥子のかわりに桃ラーのっけて、アジアな味にして食べた。

炊き立てご飯にお味噌汁。
お汁の実は、筒切りにした茄子に買いおいといたあおさ海苔。
茄子はくたくたになりまで煮込み、火を止める寸前にあおさをいれて香りを保つ。
讃岐の甘い白味噌と、名古屋の八丁味噌をあわせて甘みと風味の両方たのしむ。
あおさのトロンと軽い粘りが、ポッテリとしたポタージュみたいな喉越しくれて、旨みも濃厚。
お汁なのにおかずみたいな味わいになる。
朝からご飯をおかわりす！

それにしてもまだまだ暑い日続く。
関西の方では２週間ほどずっと猛暑日が続いている…、って天気予報でも言っていた。
皆様、お大事ございませぬよう。

で、こんな日本の夏にこんなガジェットあるとたのしくなるのかなぁ…、っていうこんなモノ。

「ＴＡＰＩ」っていう名前のラバーで出来た蛇口のカバー。
蛇口に装着して、そのまま水を流すと下からお水が出てくる。
ところが下の部分をつまむ。
するとお水がそこで止まって、勢い余ったお水が上から飛び出してくる。

公園に昔よくあった、水のみ蛇口。
蛇口がグルンと上に曲がって、そこから直接水が飲めるようになってる蛇口。
あるいはボール状の蛇口のモノがあったりと、必ず一つは置いてあった。
下向きにでる水を手のひらで集めて飲むお水より、不思議と上に向かって飛び出す水を直接、口でうけて飲む。
その方が、冷たくっておいしいように思ってとても好きだった。
最近の公園では、あんまり見なくなったコレ。
安全性とか、メンテナンスの問題なんかがあるのでしょうか。
ちょっと寂しい。
蛇口を指で軽くつぶして水鉄砲のようにして、水かけっこして遊んだりした子供の頃を思い出し、ちょっとたのしく、なつかしい。

ちなみにこの子、ウェブサイトにて購入できます。
１個たったの４９０円って値段もステキ。
思わずポチッとしたくなる。

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2010/08/28 (Sat) ダイアリー Trackback() Comment(0)

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