ランチを終えて、東京駅で打ち合わせ。
修復されてキレイになった東京駅の駅舎の中にある、ステーションホテルのラウンジにくる。
シンガポールとか香港とかのクラシックホテルのラウンジみたいな雰囲気。従業員の仕草も優雅で、悪くないなと思う。
なにより空いてて、気持ちいい。
入口の場所がわかりづらくて、知らない人にはたどり着けない場所にあるからなのでしょう…、一流ホテル並みの値段というのもほどよき結界の役目を果たす。
窓の外はにぎにぎしくて、ここだけ時間の流れるペースがユッタリ感じる。こういう場所がもっと増えればいいのになぁ…、と思ったりもする、オキニイリ。
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一旦、自宅に戻って夕方からの仕事の準備…、デジカメ忘れず表にでます。そしてひさしぶりに万世ラーメン…、新宿西口のメトロ街。
思い出深いお店のひとつ。まだラーメンといえばナルトに海苔にメンマ、叉焼がのった醤油ラーメンばかりの時代にあって、排骨麺を売り物にした変わり種。
かん水を使わず小麦の練り方だけでコシを出した独特の麺、それに合わせて最適化した牛骨スープをベースのコクがあるのにサッパリとしたスープもおいしく、よく食べていた。
ところが二年ほど前のこと…、いろんな味のバランスが崩れてしまってそれからしばらくご無沙汰してた。
ところが無性になつかしくなり、ひさしぶりに来てみたらちょっと変わったメニューがあった…、辛味野菜排骨麺という商品にて、辛増しにして注文します。
太めの白髪にした白ネギにタップリ、ラー油をまぶしてのっける。
茹でたモヤシと同じく茹でた千切りキャベツがタップリはいって、排骨麺にはない野菜感がまずはおいしげ。
スープ自体はココオリジナルの牛骨ベースの醤油味。
ところがそこにタップリ食べるラー油がのっかり、その赤唐辛子の風味と辛味、焦がして混ぜたニンニクがパンチの効いた風味にしてる。
スープに溶かして飲んでみると、これがなかなか今っぽい味。スーラータンメンから酸味を引いたようなスッキリした味わいで、これオキニイリ。
分厚い豚バラ肉をカリッと揚げた排骨はさすがに旨い。
クチュッと歯切れて、豚の脂がジュワッとにじみ、こんがり揚がった衣の風味も上出来で、なにより肉のうま味とシットリした食感はかなりのゴチソウ。
麺は昔のかん水なしのものとは違って、チュルチュルとした玉子麺…、唇の間を撫でてスルンと口にやってくる、そのなめらかもまぁ、悪くない。
なにより麺とスープのバランスがほどよくそれでおいしく感じる…、時代に合わせて料理も変わる。人の好みも変わるんだからそれはそれにてしょうがなく、けれどもメインの排骨は昔ながらというのがウレシイ。
たまにはこうして覗いてみましょうと思ったりした、さぁ、帰る。
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