サカキノホトンブログストップモーション

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ストップモーション

スパゲティーを朝、作る。
今日中に使っておきたいエビのむき身があって、それで朝から。

タマネギ切ります…、薄く月切り。
フライパンにオリーブオイルを軽く沸かして、ニンニクを入れ香りを移す。
エビのむき身を入れて表面、カリッと焼きくとエビがニンニクの香りを吸い込んで、かわりにオリーブオイルにエビの香りが入る。
エビをとり出しタマネギを入れ、水気が飛んでしんなり透き通るくらいにまで火を通す。
買い置いといたトマトソースをそこにいれ、味をなじませ火を落とす。
麺がゆで上がるまでちょっと待ち、アルデンテ一歩手前で引き上げてフライパンにエビと一緒に移してあげる。
そしてタプタプ、フライパンをゆすって味をからめます。
徐々にソースがネットリしはじめタプタプとした音もタップンタップン重たくなってく。
しっかり麺に味が入って出来上がり。
イタリアンパセリを刻んでタップリ。
パルミジャーノをこれまた削ってタップリのせて、フォークでクルクル。
巻いてプルンと食べると、旨い！
食材ケチらず豪快に定石通りにチャチャッと作ればパスタはおいしく出来る。
「元気に作る」が「笑顔を作る」の最大のコツ。
そんなコトを思う朝。

ところでこの動画。
かなりのビックリ。
ストップモーションの静止画を、カメラの方が動いて徐々につないでストーリーをなしていく。
ちょっと不思議なテイストのフィルムであります…、まずご覧あれ。

決定的瞬間の連続とでもいいますか…。
動いているより、止まっている方がより動きを感じるというのがまず不思議。
しかもこのフィルム。
どこがスタートでどこがエンディングなのか、みているうちにどんどんわからなくなっていく、まるで無限ループのような作りになってて何度も何度もみてしまう。
おもしろいです…、はまります。

ついでに静止画つながりでこんな面白いホームページも発見しました。

Denis Darzacqというプロのカメラマンの写真シリーズ。
スーパーマーケットという日常の極みのような普通の場所。
その日常にほんの一瞬、人がありえない静止状態で紛れ込む…、という不思議な写真。

題して、「不自然に空中で静止する人たちの不思議な写真」というのだそうです。
おもしろい。
色彩的にも、露出的にもかなり画像をいじってはいる。
だからまるでスーパーマーケットの売り場の棚が、近未来的ＳＦ映画のスタジオセットのようにさえ見えてくる。
けれど、ジックリ人が飛んでる背景を眺めてみると、シャンプーだったり乳製品だったりとやっぱり普通のスーパーの棚に並んでいるモノばかりだという、この不思議。
一枚目なんて、まるであの大作映画のワンシーン。
ミッションインポッシブルのあれ…、みたいではございませんか。

こうした目線。
こうしたたのしい表現方法。
いいなぁ、と思う。
これと同じ方法で、たとえばレストランで写真を撮ったらどんな風になるんだろう…、って、そんなコトを思ったりした。
どうでしょう。

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