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ガリガリ君でしのぐ処暑

ゆく夏が最後の最後で駄々をこね、「いきたくないよぅ」ってむずかるような暑い日曜。
ガリガリ君で涼をとる。

リッチシリーズのガリガリ君で、チョコレート味。
キャンディーバーの真ん中部分は、チョコレート味の氷をギッシリ固めたガリガリっとしたチープな味わい。
それを包んだ周りの部分は、シットリとしたちょっとリッチな食感のソルベタイプのアイスクリーム。
中にプチプチ。
チョコレートチップが混じってガリガリ君にしては、かなりデラックスな雰囲気がある。
コッテリ感をほとんどもたぬ、サッパリとしたカカオの風味。
なんだかちょっと懐かしい。
アイスに限らず、昔のチョコってみんなこんな口溶けだった。
酸味をもたぬ単純にしてわかり易いチョコの風味と味わいに、食べるとスッキリ。
体が素直に涼しくなった。

昼は近所のお気に入りランチ。
主水ってお店の「がいな丼」。

熱々ご飯にタレをかけ、ほんのり味を行き渡らせたのに具材を乗っける。
それをワシワシ、かき混ぜてそのまま食べたり、そこに出汁をかけたりしてたのしむ島根風の櫃まぶしご飯。
上に乗っける具材にいくつか種類があって、この前はサバの塩焼きをほぐしたモノを試して食べた。
今日は穴子。
サバの塩焼きの脂の風味もおいしいけれど、やっぱりこうしたまぶしご飯には穴子やウナギがしっくりと来る。
細めの穴子。
けれど脂がのった穴子を表面バリっとカリカリに焼く。
ウナギみたいな厚みがないだけ、余計、ガリっとこんがり焼けて、タレがカラメル状になる。
刻んでご飯と一緒に食べると、まぁ、コノ上もなくおいしく感じる。
おぼろ昆布の旨味が溶けた出汁とあわせて、サラサラやると夏のお腹がやさしく、さっぱり満たされる。

今日のサービスはフライドたこ焼き。

この前来たときは、ミニ鯛焼きを食後にもらった。
今日はたこ焼き。
ここのお店の店先にあるたこ焼き屋台で焼いたもの。
それを油でカリッと揚げて、ネギを散らしてポン酢で食べる。
コレ、おもしろい。
外はカリッと。
中はトロンとなめらかで、その食べゴコチのコントラストがおもしろくって、ウットリします。
ポン酢で食べるというのもなんだか何かの唐揚げ食べてるみたいな気になり、ご飯のおかずにもなったりもする。
大振りのタコがゴロっと中に入ってて、今度、ここのたこ焼き食べてみようかなぁ？って、思ったりした。
それが昼。

夜は弁天庵で軽くすませる。

野菜天丼とカレー蕎麦。
ここではずっと、かき揚げばかりを食べていたけど、かき揚げじゃなく野菜の天ぷらというメニューがあったのに初めて気づく。
その天ぷらを使ったお丼。
ほどよく甘めのタレがかかった、茄子にレンコン、カボチャにしめじ。
プルプル、カリカリ、ホクホク、サックリ。
どれも歯ごたえ独特で、しかも熱々、ご飯のおかずにほどよくおいしい。
中でも不思議なほどに美味なのが、海苔の天ぷら。
表面パリっとしていて噛むと、クニュっとほぐれて口の中で佃煮のようになっていくのが、たのしいご馳走。
カレー蕎麦を汁代わりにして、ハフハフ、ズルズル。
日曜の夜のお腹が出来る。

今日はこれから原稿書きのしばらく仕事。
テレビ観ながら、がんばろぉ！

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2009/08/23 (Sun) ダイアリー Trackback() Comment(2)

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涼だけに.

こちらも今日はとても暑かったです.
ネクタリンとか平べったい桃を冷やして皮ごとかぶりつくのが冷菓ですね.

たこ焼き,たしかこちらでお店ができたはずです.流行ってほしいですが難しいかもしれませんね.

佐藤Rさん / 2009/08/24(Mon) /

編集

パリタコヤキ

> 佐藤Rさん
冷夏とはいいながら、最後に後を引くようなここしばらくの暑さはさすがにこたえます。
たこ焼き。
あの強烈な匂いにとらえどころのない食感。
オニオングラタンスープくらいしかフウフウして食べる習慣のないフランス人にはちょっと厳しいかもしれませんね。
明石焼の方がもしかしたらよかったかも…。

サカキシンイチロウさん / 2009/08/24(Mon) /

編集

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