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2024/11/24 (Sun)
カラクリ舞子な焼売の夜
昼ご飯を食べてそれから、今日はビデオの日とします。
未熟な超能力者たちが成長せぬままドタバタ戦いを続けていくという、あまりにしょぼいサイファイ映画を前菜に、続いてみたのがトンデモ映画。
井口昇っていう映画監督が撮って去年公開された
「ロボゲイシャ」
。
芸者ガールがロボットになり悪を退治するというもう絵に描いたようなB級でグイグイ、無秩序に爆走していく。
爽快なほど。
下に貼ったトレーラーを見てもらえればそのバカらしさがわかってもらえるかと思うけれども、全編みるとそれ以上におバカ。
巨悪に対して姉妹が手に手をとって立ち向かう、人として大切なコトをテーマにした物語そのものは感動的で一貫性があるクセに、その表現方法があきれるほどにおバカというひねくれたトコがとても好き。
日本ではまるで相手にされなかったけど、アメリカでは結構、評判になったといいます。
なにしろこのYouTubeのトレーラーが100万アクセス越えて視聴されたというから、かなり話題になったというコト。
芸者ガールをテーマにしたいろんな映画があります。
例えば「SAYURI」。
ありゃ、屈辱モノでありました。
中国風に着物を着崩す芸者ガールが男を寝取り、扇子をグルグル回して踊る。
そんな映画に出たばかりじゃなく、アカデミー賞にノミネートされたからってノコノコ、ハリウッドくんだりまで出かけてヘラヘラ笑ってすませたケン・ワタナベとコウジ・ヤクショに見せてやりたいほどの怪作。
ココまでおバカに撤すれば、日本文化が汚されることもないだろうにと、感心します。
ゲラゲラ、ガハハと大笑い。
下の動画は良い子はみちゃダメ…、よろしくネ。
この週末はまだまだビデオが続きます。
ロードオブザリングのディレクターカットを続けてみようと、ちょっと体調整え中。
そのため夜を楽します。
崎陽軒のシュウマイ弁当。
ホタテの味と旨みがギッシリ、豚挽き肉に染み込んだドッシリした味。
日本中にはおいしい焼売を売りにしているお店がたくさん存在してる。
それぞれ趣向を凝らした味で、例えばエビの旨みを使った上品なモノ。
あるいはフックラとして、肉汁ジュワッなモノだとか。
どれもおいしく、味わい深い。
けれど冷めてもおいしさ変わらぬ焼売と言えば絶対ここのこの焼売。
不思議なほどに温めると、その独特の匂いに負けて味に集中できなくなるほど、冷めておいしいように出来てる。
ムチュンと粘り気のある食感と、長続きする旨みと風味。
だからお弁当にピタッとハマる。
焼売以外のおかずも多彩で、鶏の唐揚げ、かまぼこ、たけのこ煮。
マグロの赤身の醤油煮とどれもしっかりおいしく出来てる。
硬めに炊けてしかもシットリとしたご飯すら、それそのものがオゴチソウ。
もともと駅弁。
だけど不思議と、これを電車で食べたコトがない。
デパ地下で買い家で食べるのがほとんどで、これを買って部屋に帰るとなんだかちょっとウキウキしちゃう。
何から食べようか、箸が迷ってニッコリとなる。
それから季節の水茄子パクリ。
塩で軽く漬け込んだ、みずみずしくて青い香りが若々しい初夏のゴチソウ。
噛むとクチュッと歯茎が痒くなるようなハリある歯触り、たのしみながら口のリセット。
貝の刺身をいくつかつまみ、最後に汁そば。
チキンスープにオイスターソースで風味をつけて、そこにアサリをタップリいれる。
クツクツ煮込んで、汁が白濁したとこで一口すすり、塩と生姜で味ととのえる。
香港麺を茹でてほぐして、お椀にうつし、そこに刺身のツマの大根。
水で洗って短くきって、ドサッとのっけて貝汁注ぐとお椀の表面、三分の二ほどを貝がおおって山をなす、見た目も豪華な〆の一品。
春から夏にかけての今は、貝の旨みが一年のうちで一番強烈になるん季節。
それでか今日のこの汁の旨さといったら、悶絶モノ。
香港麺のザクザクとした食感が、アサリのプルンとした歯応えを強調させるおもしろさ。
体がぽかっと温かになる、スープがわりの軽やかさ。
そう言えば今朝、「ぶらり途中下車」なるテレビ番組で貝料理の専門店。
高円寺の「あぶさん」っていう店が紹介されて、「亀の手」というフジツボ系の甲殻類をレポーターがおいしそうに食べていた。
四国の田舎ではわりと日常的に食べられていた美味。
東京にくるとあまり見かけぬそのなつかしさに、ちょっとウットリ。
なんだか食べたくなっちゃった。
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2010/05/29 (Sat)
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崎陽軒シュウマイ弁当
久しぶりに私の大好物を思い出しました。私は列車の中でしか食べた事がありません。この冷えた弁当は最高です。この弁当に限りオカズ全てを美味しく、最後に箸で箱の底をゴリゴリと飢えた様にご飯食べておりました。?本当に食べたいです。どうしてこんなに美味しいのでしょうか?シンイチロウさん羨ましいです!
サイパン海坊主さん / 2010/05/29(Sat) /
編集
ゲイシャ・・・
脳天気な義母は、SAYURIを見た後 私をとにかく何かにつけ「ゲイシャ」呼ばわりするようになりました。
・・・完璧、悪意のカタマリ。
誰も止めない。
それがまた、とても屈辱的です。
SAYURI、大っきらいです!
でも、ロード・オブ・ザ・リングは大好きです!
ディレクターズカット、いいですよー!
私は年に1度、3部作ぶっ通しで観直す日を設けております。
何度見てもやっぱり「ああ、映画ってすごいなあ」と思う作品ですね。
で、毎回最後に「サム、アンタがヒーロー!」って思います・・・。
楽しんでくださいね。
崎陽軒のシウマイ。なつかしいです。
お弁当に入ったカマボコって、なんだかとても美味しく思えます。
シウマイもずいぶん食べておりません。
あのごはんにしみついたお弁当箱の木の香りが、またいいんですよねえ・・・。
なつかしゅうございます。
しかしこのゲイシャ映画。
全く知りませんでした。
義母には絶対に知られぬよう、気をつけてチェックしたいと思います!
楽しい情報、ありがとうございます。
ねえねえさん / 2010/05/29(Sat) /
編集
日本の味です
> サイパン海坊主さん
なつかしい気分に火をつけてしまったようですね…、ごめんなさい(笑)。
本当にこれは思い出すと食べなくちゃ気が済まなくなるような味。
焼売だけをつまんでビールを一本あけて、その後、残ったおかずとご飯で腹を満たす…、なんて食べ方もいいですよね。
もしこれをお届け便で届けることができたならなんて思ったりいたします。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/29(Sat) /
編集
SAYURI
> ねえねえさん
本当にSAYURIは日本人にとって悪意に満ちたひどい映画と思います。
国際路線でこれを平気で機内映画として流していた、赤い鶴丸もどきを尾翼に掲げたエアライン。
あんた、もともとは国策会社でしょう?
だからこんな屈辱的なる映画をなんでかけるのよ…、って投書したことを思い出したりいたします。
そうそう、ロードオブザリングはサムがいいんです。
踏みつけられても裏切られても、必死に信じて付いていく様。
涙がでますよね。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/29(Sat) /
編集
今も食べてます。
衣笠店に勤務していたころは大船から片道35分の間に、季節毎に変わり行く沿線の景色を見ながらよく食べてましたね。この弁当。ご飯が最後の一粒まで美味しく食べれるのは弁当箱にキョウギが使われているせいではないでしょうか?
壺たぬきさん / 2010/05/30(Sun) /
編集
昔ながら
> 壺たぬきさん
電車の中で食べると、本当においしいんだろうなぁ…、って想像してしまいます。
確かにこのお弁当。
いまだに経木の箱が使われているんですよね。
ご飯のシットリ感が他のモノと一味違うのは、そうしたいろんな工夫と努力でなされているのだなぁ…、って思いました。
醤油いらずでそのまま食べておいしいというのも、お弁当のおかずの条件を見事に満たしていますよね。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/30(Sun) /
編集
井口監督
「ロボゲイシャ」、怪作の誉れが高いですねぇ。
井口監督の次回作は、あの「電人ザボーガー」のリメイクだそうで、
これもまたトンでもない事に
なりそうで、今から楽しみです(笑)。
タカハシケムヂさん / 2010/05/30(Sun) /
編集
サービス精神旺盛な人
> タカハシケムヂさん
井口監督。
自分が信じることを突き進んでいきながらも、サービス精神を忘れぬ人なんだなぁ…、って感心しました。
次回作も期待大ですね。
たのしみです。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/30(Sun) /
編集
シウマイ弁当
私にとっての駅弁といえば、子供のころから、そして大人になっても「シウマイ弁当」です。横浜に横須賀線で出かけると、帰りには、この弁当がいつもかたわらにありました。レンコンが卵焼きになっても、具も少しずつ変わってはいるけれど、基本は変わらないのが、好きです(でもこれ以上は変わらないで欲しい!)。経木の弁当箱も最高です。企業として「変えないこと」って大変だろうけれど、きっと大切なことだなと思います。人の記憶や思い出は変わらないから、、かな。
ちなみに「シュウマイ弁当」ではなくて「シウマイ弁当」なんですよね!
南会津とんぼさん / 2010/06/01(Tue) /
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レンコン
> 南会津とんぼさん
なるほど、この日食べて、どこかに感じた違和感は玉子焼きだったのですね。
昔は別のものが入ってたような…、ってふと思ったのですけれど、ご指摘されるまで忘れていました。
シウマイ弁当…、おそるべしです。
そう言えば横須賀線って、通勤電車でもあるのに、どことなくのどかで駅弁の似合う路線でもあります。
なつかしいです。
サカキシンイチロウさん / 2010/06/01(Tue) /
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