サカキノホトンブログどんぶりドンキー、ワッハッハ！

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どんぶりドンキー、ワッハッハ！

新宿厚生年金会館近くのこの店。

どんぶりドンキー。
ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」がやっている丼の専門店。
だから「どんぶりドンキー」という単純明快なるネーミング。
数年前にお店をあけて、その後、まるで噂を聞かずまだあるのかしら？って寄ってみる。

無事、ありました。
お客様もチラホラ入ってて、ああ、根付いてるんだなぁ…、って。
お店に入るとまず券売機。
カウンターがぐるりとあって、一番奥に大きな厨房。
お店の半分くらいが厨房で、そこだけ見ればファストフードじゃなくてレストラン的。
だからなかなか展開できずにいるのかなぁ…、って思ったりする。
カウンターも、ドッシリとした木の椅子もどれも深い焦げ茶色。
山小屋っぽい造りがなんともびっくりドンキーみたいな感じ。
そう言えばかつてこの店ができたとき、ドンキホーテが丼屋さんをはじめたのかってビックリしました。
当時、彼らはオリジン弁当を買う、買わないで大騒ぎ。
だから飲食店をやって当然かな…、って。
先入観で早とちり。
もう少しで世紀の誤報を出すとこだった、大笑い。

ふっくらとしたハンバーグ。
甘くてとろみのついた、まるでみたらし団子のタレのようなソースがタラリン。
胡麻タップリで、ふんわかとしたパテに小気味良い食感添える。
結構、よく出来。
ひじきや刻んだニンジン混ぜた十穀米が、味の変化にも一役かってる。
丼だけど、箸だけじゃなくスプーンも一緒についてくる。
パテをザクッと崩してご飯と一緒にすくいあげ、モグモグするとほどよいおいしさ。
刺激的ではないけれど、普段使いの小腹満たしには最適でしょう。
とろろをかけたりカレー添えたり、バリエーションもあったりもする。
肉を使った丼なのにお腹にやさしい感じもし、ショッピングセンターのフードコートあたりに作ったら、結構受けるに違いない…、って思ったりした。
どうだろう。
取り急いでの晩ご飯。

実は今日、ワハハ本舗の本公演。
「無駄な力」に顔を出す。
だからクリスマスイブらしくない駆け足ご飯になっちゃった。

良家のクリスマスイブに舞台を観る。
…、と言えばまずは「くるみ割り人形」のバレーの舞台ということになるのだろうけど、良家風よりおとぼけ風の方がなんだかちょっと居心地の良い今日この頃（笑）。
お下劣ネタが爆裂のお笑い舞台に身をゆだねます。

この劇団とのおつきあいはもう10年近くになりますか。
完成品を好まない。
洗練されていくことよりも、荒削りで何が起こるかわからないサプライズ性を大切にする。
プロの技術と情熱で、ほがらかにする素人芸。
そんな感覚。
とはいえそれで大きな箱を一杯にしてお客様からお代をキチンといただけるのも「本」がしっかりしているから。
人情ものです。
情けないほどに人間的で、情けないほどに弱くてけれど温かい。
愛すべき人たちの物語り。
笑ってすごすクリスマスイブもまたたのし。
笑いすぎて気づけばそれが涙になる、クリスマスイブはなおさら良しという今夜。
心あったか、ありがとう。

[1回]

2009/12/24 (Thu) ダイアリー Trackback() Comment(0)

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