東京駅から出発の朝。寿司清にて食事をします…、いつものごとく。
開店と同時のコトで、お店の中は最初は静か。ところがこの後、ゾクゾクとお客様がやってきて、たちまちニギヤカ。
今日も日本は動いてる…、って感じがします。
しかも朝から職人さんが3人並んで、もうフル稼働。ここのお店も動いています。
いつものオキニイリを選んでたのむ。
マグロの赤身の漬け丼と、豚汁が一緒になったうれしいセット。
一時期、マグロの赤身が痩せて、続いて枚数まで減ってしまって寂しい状態になってしまったけど、最近、徐々に盛り返している。
まるで一進一退の日本経済の状態みたいで、ハラハラしながら、今日の切り身の分厚さにホッとしました。アリガタイ。
漆の丼。塗りの椀。そこに醤油の小皿がやってくるのだけれど、それがこうして裏返し。
この組み合わせ。醤油を使わずに食べることも十分出来て、けれど中には醤油を必要とする人もいる。そういう人のために器は用意して、ただ醤油をなるべく使わず食べてほしいから裏返して置いておく。
こんな不思議なおもてなしって、世界広しといえども日本ぐらいじゃないかしら。
しんみりやさしく、温かい。
マグロの他に厚焼き玉子と大葉にタクワン。いつもはタクワンじゃなくてガリが添えられていて、その酸っぱさが好きなんだけど、まぁ、しょうがない。
それから豚汁。
今日はいつも以上に豚汁の具材がタップリに感じてニッコリ。ひらひら脂が透き通って仕上がった豚バラ肉に飴色大根。ニンジン、里芋、油揚げ。これら具材も日により変わる。味噌の旨みと出汁の風味はそのままで、余裕を持って変化をたのしむことできるのがたのしいところ。オキニイリ。
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それから出発前にディーンアンドデルーカで、何か飲み物買って行こうと…。
季節の飲み物、「アップルティーチョコレート」を選んでたのむ。
なんだか不思議な組み合わせ。どんな味かと飲んでみると、最初にフラッとリンゴの香りが鼻から抜けて、それに続いてカカオの香り。最後に紅茶の渋みが口に広がり、甘み、苦味をサラリと拭って消えていく。
チョコの酸味とリンゴの酸味が手に手をとってスッキリとした味わいにもなる。
案外これっていい組み合わせ。
リンゴにカカオに紅茶それぞれの良さを互いに引き立て、なによりなんだかなつかしい気もしてくるおいしさ。バンホーテンを紅茶で溶いて最後にリンゴの香りをつけたような味の印象。これで今日もガンバロウ。
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