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2024/11/21 (Thu)
月光、それからオオキニな夜
「なにわ串揚げや・月光」にて夜。
2ヶ月ほど前、近所に住んでる人に教えてもらってから、ちょっとたちまちオキニイリ。
新宿御苑の駅近く。
まばらではある。
けれども個性的なお店が群がっている小さな商店街のようになっている場所のビル。
小さな雑居ビルの地下。
小さなお店で、けれど表に出してる看板が大きく目立つ(笑)。
目立つといってもギラギラしているわけじゃない。
赤いちょうちん。
青い看板。
串揚げだったり、浪花だったり、言いたいことをしっかり伝える賑々しくてしかも伝わる看板が目に飛び込んでくる。
いい感じ。
震災以降街は真っ暗。
やっているのかやってないのかわからぬお店が多い中、こうして自然に主張ができてしかもそんなに大げさじゃない。
アピール上手なお店かどうかが、これからますます大切になる。
いい場所で、大きなお店で照明バンバン使ってお店をアピールしていた、大手チェーンの方が今まで地道な工夫をしてなかった分、大変かもネって思ったりする。
今日は混んでいるかしら…。
そう思いつつ、階段降りていくにつれお店の方から大きな声や笑い声が聞こえてきます。
ドアをあけるとほぼ満席。
荷物置場のような小さなテーブルを、一個もらってそこに体を押し込める。
サラリーマンがギッシリ、ミッチリ。
早めの時間ではあったんだけど、サマータイム的仕事をしていた人たちの時計はちょっと前倒し。
土曜日だけど、来月長期の休みがはじまる。
その準備のため、しばらく週末返上で通常モードで働いているという人たちも結構多い。
飲食店はそうしたニーズに対応しなくちゃ、いけないのでしょ。
いろんな工夫が結構、必要。
仕事帰りの人たちの、けれどほとんどの人がポロシャツ、あるいは半袖ノーネクタイ。
長袖にネクタイしめてるのってオレたちだけかよ…、って前のカウンターに座っているおじさんたちも苦笑していた。
串揚げもらう。
おすすめのものを10本揚げてください。
いわゆるお任せ。
全部で50種類ほどあるネタの中で食べたいモノがありはしたけど、まずはおまかせというのがちょっと大人な感じ。
やってきたのは、豚肉、鶏肉、タケノコ、タコにうずらの玉子。
変わったとこでは紅しょうがなんかが入ってどれも不思議と好きなモノとか、食べたいモノとか。
お店の人と気持ちがつながっているのでしょうか。
それとも好みを覚えられたか…。
なんてシアワセって思います。
それにしてもココの串揚げはやっぱりおいしい。
パン粉が軽い。
揚がり具合もほどよく軽く、油切れがいいからいくら食べてもお腹にもたれない。
特に野菜の揚げ方が的確、だからおいしく感じる。
今日の10本の中で一番オキニイリだったのがジャガイモで、フックラとして中はスベスベ、シットリでもある。
酸味強めのソースにひたし、食べるとハフっと咳き込むように蒸気と酸味が一度に口を満たして爆ぜる…、噛むとトロンとコロッケみたいになるのもゴチソウ。
酒の肴をいくつかとって、それでテキパキ、飲みたのしんだ。
ニンニク丸揚げ。
名前の通り皮付きニンニクをそのまま油で揚げてやる。
とても簡単。
けれどニンニク一個丸ごと浸かるくらいの油を必要とするので家では、あまり作りたくない料理。
皮ごといれて、だから中がフックラと直接油に当たらずまるで蒸したように仕上がる。
だからホクホク。
一房指でつまんではずし、キュッと軽く押してやる。
するとツルンと、まるで枝豆がさやから飛び出すように出てきてそれを口に含むとネットリ。
ニンニク臭さはまるでなく、ムッチリとしたうま味とトロンと粘り気もって歯茎にからむごちそうになる。
タップリかけた塩コショウ。
ピリッと風味にアクセントがつき、次々食べては元気をもらう。
ココのお店はあまりナマモノを扱わぬ店。
ロスを出さずに、しかもあまり保存をしないでその日売り切りという商売…、だから刺身はほとんど無い。
ところが今日。
黒板メニューに漬けマグロっていうのがあって、思わずとった。
醤油の中でやすませて、トロンとさせたまぐろの赤身。
ムッチリとした食感と、生の魚の水気を醤油に手渡したネットリ力強い食感。
刺身であって刺身ではない、まるで肉のカルパッチョみたいな肉感的な食感が好き。
何か追加で注文しようかと思っていたら、お客様がやってくる。
ボクらが出たら、彼らが入れる…、だからそうそう引き上げて、次のお店で〆をしようとすることになる、譲り合い。
なにわ串揚げや 月光 新宿御苑前店
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そして来たのが「まいどおおきに食堂」の新宿一丁目食堂という店。
セルフの食堂。
大阪なんかじゃぁ結構多い、昔からある気軽な食堂スタイルをチェーン店として日本中に作った会社のその一軒。
一時期、料理のクオリティーがかなり下がってうんざりしてた…、けれど最近、徐々に料理がまともになってそれでたまにのぞいてみます。
今日は不思議と店がにぎやか。
それも女性のグループ客が、わいわいしながら食事をしてる。
いつもはオジサンたちがしんみり、一人でご飯を食べる店。
何がどうして今日がこんなに忙しいのか、わらかないけど、にぎやかなのも味のひとつでございましょうと、それでニッコリ。
目に付く料理をいくつかとってご飯と豚汁。
夜の定食にして食べる。
鯖の醤油煮。
ボクの実家で鯖を煮る。
それはイコール、味噌で煮付けるのがデフォルトで、だからこうした醤油で似た鯖は、お外ご飯ならでは、気持ちがあがる。
甘辛醤油。
生姜の香りがかなり聞いてて、鯖の風味を引き立てる。
結構今日のは上出来で、ご飯のおかずにかなりピッタリ。
それから高野豆腐の煮物。
タマネギとグリーンピースをあしらって、玉子でとじたものでこれはちとなつかしい、母の自慢の家庭の料理。
出汁がきいてて、しかも甘めの味付けでココの煮物は田舎の味に似ていてちょっとほんわかします。
出汁をタップリ吸い込んだ、高野豆腐を舌にのっけてプチュっと上顎当ててやる。
出汁がじんわりにじみだし、口が潤いゴキゲンになる…、明日は日曜、ユックリしましょう、おやすみです。
[0回]
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2011/07/02 (Sat)
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Comment(2)
回転寿司にニュー牛丼
夜、友人と打ち合わせの次いでちょっと小腹を満たす。
回転寿司にしましょうか…、とそれでなじみのお店に来ます。
街の真ん中。
昼はお皿がベルトの上を回ってる、つまり回転寿司のお店なんだけど、夜は何もまわっていない。
20人くらいが座れるベルトの中に3人、お店の人が立っていて注文受けてそれから握る。
出来たお寿司もベルトにのせずそのまま「はいヨ」と手でわたされる。
つまり、たち寿司。
回転寿司の姿をし、回転寿司の価格で気軽に食事ができる店。
週末の夕食時には結構、流行る。
この前なんかはウェイティングまで出てたくらい。
平日の遅い時間には夜食がわりにするのでしょうか…、テイクアウトで握ってもらってお土産にして返る人で結構、にぎわう。
場所にあわせて進化することって、大切なんだなぁ…、って思ったりする。
ほどよいお店。
あれこれたのむ。
鯵にハマチ、ホタテ、粒貝と次々、たのみ一皿二個のお寿司をまとめて、四個セットでお皿にのせる。
お皿が隠れるくらいにギッシリ、寿司が並んだ景色がおいしく感じる。
軽く酢〆にしたサバと、シマアジもらって、魚の脂にみもだえる。
〆に巻き物。
鉄火とカッパ。
赤身の一番おいしい食べ方は鉄火、あるいはヅケにぎり。
どちらも赤身の酸味と、鉄の匂いを思わせる血なまぐささが消えて良い。
カッパは寿司屋のサラダ替わりのみずみずしさに溢れる料理。
特にこうしてキュウリをあまり細くせず、ぎっちり巻いたカッパは旨い。
緑の香りに野菜の旨みが、魚に疲れた口をサッパリ、リセットさせる。
ゴマの風味もまたゴチソウ。
まだまだお腹に余裕があって、そうだ、今日からなか卯の牛丼がかわったんだよね…、ってそれでなか卯に夜ってみる。
和風牛丼と自販機のラベルも変わって、ミニで値段が270円になっていた。
牛肉にタップリしいたけ、それからしらたき。
いわゆるすき焼き風の丼で、増量した上、肉の量が減った分だけ値下げしたという今向き商品。
とは言え盛りつけ方をみると、肉は肉、しらたきはしらたきで別々に 納品されているんでしょう。
だって昔通りにあいがけカレーって煮込んだ牛肉をカレーにのっけた商品がある。
苦肉の策だなぁ…、って思ったりする。
味はまぁまぁ。
ツユだく加減がご飯をザブザブおいしくさせてる…、まぁ、満足。
それにしてもなか卯のうどんは絶望的なほどレベルが下がった。
特に出汁。
まるで3倍希釈の麺つゆを、5倍にのばして塩を加えたみたいな感じ。
かつての旨さはどこにいったの…、随分、かなしい。
なやましい。
ところで、ソニー。
レンズ交換式の新型デジカメ「NEX-5 / NEX-3」を発表したかと思ったらなんとコレ。
レンズ交換式のビデオカメラというコンセプト。
現在、開発中というまだイメージムービーの段階でしかないけれど、レンズマウント、イメージセンサーともに「NEX-5 / NEX-3」と同じモノを使うという。
一眼デジカメでも高画質動画が撮れるようになってはいるけど、やはり動画は動画。
ビデオカメラでもっといい動画が撮れればそれにこしたことはない。
ビデオ、デジカメのそのどちらもにノウハウのあるメーカーならではのラインナップ。
俄然ソニーがおもしろくなる。
なんだかワクワクしてきます。
[0回]
2010/05/12 (Wed)
はしご飯
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シシリア経由でウェストの夜
銀座で夜、シシリアに寄る。
銀座のどちらかという外れ…、になるんでしょう。
7丁目の北っかわ、つまり日比谷の手前の新橋寄りという銀座の中でも比較的大衆的な小さな飲食店が集まっているとこ。
そこの小さな雑居ビル。
そこの地下。
表通りにひっそり出ている看板だけが店の在処のヒントと言う、そんな場所。
実は今日。
有楽町から日比谷を経由して、あんな店やらこんな店やら。
気になるお店で次々覗いて、どこも満席。
今週一杯で仕事納めという会社も結構あるからなんでしょう。
忘年会をかねた会食でどこもにぎやか。
酒がらみのお店は今日はあきらめなくちゃ…、だからココならなんとかなるかもしれないね…、って、それでタンタン、階段降りてお店を覗くとやっぱりここも満席で、あらあら、今日は銀座という街そのものにふられちゃったのかもしれないねって。
あきらめ半分、3人ですが…、って聞いたらちょっとお待ちいただければご案内できますよ…、って。
渡りに船でちょっと待つ。
赤と白のギンガムチェックのテーブルクロス。
塩と胡椒とタバスコと、粉チーズがタップリ入ったポットがズラっとテーブル脇に並んだ景色。
どれも「アメリカ的なるイタリアンレストラン」のデフォルト景色。
ジンジャーエールをもらってそれで、あれこれたのむ。
まずは前菜。
フライドポテトとソーセージのソテ、それからタコのジェノベーゼ。
薄切り真ダコの湯引きにタップリ、ジェノベゼソースをかけたお皿はまぁ、ありきたりのイタリア料理。
クニュクニュとしたタコの食感たのしむ素直で普通のおいしさ。
けれどフライドポテトはかなりの迫力。
オリーブオイルでカリッとソテしたみじん切りにしたニンニクが、これでもかってタップリかかって匂いも強烈。
生ニンニクの臭みは見事になくなっている。
熱を通しすぎると今度は、苦みやエグミが出てしまうその寸前で見事に止めた香りと旨味が引き立つ状態。
そのニンニクと熱々ポテトが口の中にてポワンと壊れる。
中から湯気。
思わず咳き込むくらいの熱々。
それを舌で転がしながら、ハフハフ食べる。
口の中がイタリアモードに突入す。
それから冷たい前菜がわりにここの名物サラダをとった。
グリーンサラダ。
木のサラダボールでやってきた、その表面はキュウリだらけ。
薄切りキュウリで作ったアルマジロがうずくまる様…、のような造形。
みんなが、おおって声上げるほどのインパクト。
キュウリの薄皮一枚を、剥ぐと中からレタスサラダが顔覗かせる。
レモンとオリーブオイルと塩で作ったドレッシングというよりまるで、酸っぱいスープのようなソースをタップリかけて和えたレタスが、パリパリ、シャキシャキ。
みずみずしくて、新鮮で、しかもレタス本来の甘味がまるで損なわれてない。
ついさっき、千切ったばかりのレタス。
ついさっき、作ったばかりのドレッシング。
ついさっき、そぎ切ったばかりのキュウリで出来ている、フレッシュだからこそのおいしさ。
次の料理の準備を口にさせる、あいかわらずのそんな一皿。
そしてピザ。
ここのピザは四角い形。
かなりの薄焼き。
生地をオーブンのパンに敷き詰めてそこにソースと具材を乗っけて焼き上げたもの。
だからピザの端っこがパンの形に反っくり返る。
ピザ専用の薪釜なんかまるでなかった時代の産物。
創意工夫でこの独特ができたんだろう…、ってそう思ったらなんだか愛しい。
ソースを塗られずそのまま焼けた端の部分は、かなりパリパリ。
けれどソースを塗られたところは、想像以上にシットリしてて生地を食べるピザというより、ソースをたのしむピザって感じ。
ペパロニピザと、アンチョビピザをたのんでそれぞれみんなで分ける。
ガーリッキーなイタリアンソーセージの肉の脂の風味がおいしいペパロニのピザ。
塩の旨味と熟成された魚の旨味が口一杯に広がるアンチョビのピザ。
生地は同じで、なのにまるで違った料理に思えるたのしさ。
ここのこのピザ。
10年くらい前だったかなぁ…、ニューヨークで一時流行った「フラメンキッシュ」ってアルザス地方の郷土料理のパイにかなり似ててちょっと懐かしかったりいたします。
ナポリタンをガッツリいきます。
洋食屋さんじゃない。
イタリアンレストランであるのにここのナポリタン。
ケチャップ味で正しく甘い。
ちょっと気取ったお店なんかでナポリタンをたのんで食べて、そこのソースがフレッシュトマトやピュレを使った酸味の強いものだったりするとかなりガッカリしちゃう。
ボクは「トマトソースのスパゲッティ」を食べたかった訳じゃなかったのに…、って。
ここのは具材もピーマン、玉ねぎ、ソーセージとまさに正調ナポリタン。
昭和の味がズッシリとする。
粉パルメザンをタップリかけて、ついでにタバスコ、びしゃびしゃほどこし喫茶店味にして食べる。
一緒にたのんだバジリコ味のスパゲッティも、みじんに切ったニンニクがドッサリ入ってガッツン味。
ココで例えばデートをするって、それはイコール「焼肉デート」と同じくらいに大人のデートになるんだろうなぁ…、って思ったりする。
銀座の大人のイタリアン。
メインが来ます。
子牛のカツレツ、ガーリックバターソースかけ…、ってメニューにあったこれも見事にガーリッキー。
カツレツの上にのっかっている薄茶の物体。
それがすべて炒めたニンニクという、まるでニンニクを食べるために出来たようなそんなお料理。
薄ぅく叩いて伸ばした肉にギッシリパン粉。
個人的にはもっと薄くパリパリに揚げてほしくはあったけれど、衣が厚く出来上がった分、バターソースを容赦なく吸い込み男な味になってる。
これはこれでいいんだろうなぁ…。
何より塩の味が強くて、ここに来たらば酒を飲め!って大声あげていってるようなそんな味わい。
お行儀よくは決してないけど、元気にまみれたこうした料理。
銀座にあってこの気軽さが長らくずっと流行り続ける理由なんだろう…、ってそんなコトを思ったりした。
ゴチソウサン。
せっかくだからお茶でも一杯と、それで銀座ウェストに来る。
コーヒー一杯800円。
高価ではある。
けれど、ピシっとアイロンかかった白いレースのテーブルクロス。
同じレースのフリルが付いた椅子のカバーに、モケット織りの上等な椅子。
ピカピカ、キレイに磨かれたシュガーポットにミルクピッチャー。
金箔押しの天使のロゴが優雅に舞ったカップにグラスとどこもピカピカ。
そのキラキラにやさしい笑顔の優雅なサービス。
しかもコーヒーお替わり自由っていう、それらをすべて考えるなら、決して高価と思えぬステキ。
このキラキラがここにこうしてある限り、まだまだ銀座は大丈夫…、ってそう思わせる存在感がボクは大好き。
今日は不思議なほどに夜というのに混雑してて、ちょっとビックリ。
それも半分くらいの人が忘年会を終えた二次会的な人たち。
赤らんだ顔で、それでも背筋をしゃんと伸ばしてコーヒー飲んで、シュークリームをパクついて。
豊かな時間に身をゆだねている、見ているボクらも幸せになる。
さてさて、おうちに、帰りましょ。
[0回]
2009/12/22 (Tue)
はしご飯
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Comment(4)
ゴールドラッシュに博多ラーメン、渋谷でオヤジが玉砕する夜
渋谷で夜の野暮用。
それで早めの夕食を急いで食べる。
ゴールドラッシュ。
渋谷と言う町。
ラーメン、牛丼、ハンバーガー以外で腹をキチッと短時間で満たせる場所を探すのに苦労する。
渋谷に集まる若い子達は、持て余す時間をぼんやり無駄に過ごせるお店を好むから。
安め個室系の居酒屋やカフェは沢山。
けれどご飯系のお店は少なく、それでまさか空いてはないだろうなぁ…、と恐るおそる路地裏覗くと。
おやまぁビックリ。
行列もなくすんなり入れる。
とはいえボクらが食事を始めた直後にみるみる席が埋まって満席になってったから、タイミングがよかったのでしょう。
さい先よいこと、ウレシクナッタ。
しかもなんとハンバーガー2個をそれぞれ違った味で楽しめるワンポンドハンバーグが、今日火曜日はサービス価格になっている
サチのウワヌリ。
それにする。
厨房のなかでペチペチ、パテを叩く音に続いてジュゥゥッとそれが焼ける音。
たちまち店が油混じりの煙りにおおわれて、黒Tシャツ着た金髪、ピアスのハードロッカーみたいな感じのウェイトレスが鉄板ぶらさげやってきます。
BGMもヘビメタで、ロケンロールであります、お腹がギューとなる。
ラグビーボールな形のパテを半分にわり、一個はプレイン。
残りの一個にはチーズをのっけて溶かしたの。
さっぱり系のデミソースかけ、ホツホツとした牛挽き肉の食感とろりとなめらかにする。
ご飯のおかずに最適化した肉の料理…、っていう感じ。
そうそう、最近、
八王子にオープンしたばかりの肉がテーマの「ミートレア」
っていうテーマパークでも、ここのお店は一番人気。
ハンバーグにご飯っていうのは、いつの時代も強いんだなぁ…、って再認識。
それにしてもベークドポテト。
今でこそ、それに適したジャガイモが手軽に手に入るようになったけれど、昔は結構大変だった。
サイズを揃えて、しかも中がギッシリしてるの。
それだけ選んで時間をかけてベークする。
スゴくコストのかかるサイドで、だからかわりにフレンチフライを使うお店が大多数。
けれどハンバーグやステーキの、脂と一緒に食べて美味しいジャガイモはやっぱりベークドポテトに限る…、って思います。
ホクホクとして、ちょっとバサバサしたジャガイモを、潰して肉汁と一緒に食べる。
口の中でまるでコロッケ食べてるみたいな食感、味わい、香りがしてくる。
皮も一緒にツルンと食べると、ちょっとたのしい口直しみたいにもなる。
今日もそうしてホクっと食べる。
お腹もほどよく、満足す。
用事をすまして、ちょっとお腹がすきませんか?と誘われそれでラーメン。
渋谷駅の南口近くにある「博多天神」というラーメン店。
数ヶ月前にたまたまここでラーメンすすって、おぉ、いい感じってオキニイリリストに入れといた店。
公園通りからテクテク歩いてやってくる。
道には細身のスーツを来たお兄さんがうようよしてて、渋谷の街ってビジネスマンが多いのね…、って最初は思った。
そのお兄さんたち。
ボクらをみつけて親しげな顔して近づいてくる。
そして一言。
「キャバクラいかがっすか…」って言ってお辞儀する。
それも一人や二人じゃなくて、ワンブロック毎にもれなく一人が近づいてくるって、それほどボクは人気者?
そんなキャバクラ好きに見えるんだろか…、ってちょっと心配になっちゃった(笑)。
さてラーメン。
ネギ海苔バリカタ。
博多の青ネギ、そこにたっぷり紅ショウガ。
胡麻をパラパラふりかけて、ズルっと食べてスープをゴックリ。
腹にしみ込む豚骨スープのほどよいおいしさ。
ここのスープはわざとらしくコクや濃度を作っていない、サッパリ味で風味もおだやか。
一口目からゴクゴク飲める。
細くてシッカリ、ハリのある麺。
噛むとバッサリ、口の隅々に麺が散らかりとてもにぎやか。
喉をスルンとすりぬけて、お腹にそっとやさしくおさまる。
博多ラーメンってなぜだか夜が遅くなればなるほどおいしくなるような、そんな食べ物。
体もポッカリ、あったかになる。
それじゃぁ、そろそろ帰りましょう…と、駅に向かったその途中。
またまた「キャバクいかがっすか…」って声が次々かかるボク。
テヘへで、アハハで、トホホな感じ、渋谷はボクにあってない?
[0回]
2009/12/16 (Wed)
はしご飯
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はしごご飯にGoogleのコレ
部屋で少々、気合いを入れて仕事をしてます。
久しぶりに締め切りを間近にしての大仕事にて、頭の中をフル回転。
家の近所でご飯とします。
回転寿司にて寿司を何個か。
考えてみれば朝は回転寿司のベルトの上を回るおかずを朝食とした。
夜はベルトを回る寿司。
やっぱりこっちがシックリくるかなぁ…って思ったりする。
マグロやエビや青柳やと、あれこれ食べて中でも一番、おいしかったのがブリだった。
脂がのっててコッテリとした旨味があって、しかもムチっと歯茎を包み込むような肉感的でなめらかな肉。
ここはワサビを入れたカップがベルトを回ってくる…、それをもらって追加でネタに塗り付けてそれでパクッと口にいれます。
脂がきつくて、だからワサビの辛さがぼやけてむしろ風味がブリをおいしくさせる。
そう言えば、アメリカの寿司バーやアジアの回転寿司なんかだと、醤油にタップリワサビを溶いてまるで緑のペーストみたいになったのに、トプっとつけて寿司を食う。
魚の臭みがそれでやわらぐ。
ためしに同じようにして食べてみたらば、それはそれ。
結構おいしく食べられたりする、おもしろい。
寿司はほどほど、弁天庵に移動して、鍋焼きうどんで〆とする。
最近、夜をはしごご飯にすることが結構多くなってきた。
その店の一番おいしいところだけをつまみ食いして、場所変えてそこのまたまたおいしいところをつまみ食い。
なんとも贅沢。
しかも家の近所なんかだと、お馴染みの店を挨拶して回るようなそんな気持ちも味わえる。
玉子に十分、火を通してもらったいつものうどん。
蓋を開けるとグツグツ小さな、泡を噴き上げ沸き立っている熱々うどんをハフハフ食べる。
甘くて旨味がドッシリとしたツユもなかなか。
ズルズルしながら耳を澄ませば、結構、ここの鍋焼きうどん。
人気があるようでありました。
立ち食いの店ではまず食べられない。
揚げ立てかきあげにご飯がついてて、ひとつでいろんな料理を食べてる気分にしてくれる。
鍋焼きうどんを真剣に、おいしく作る努力をしているお店がそれほどないからかなぁ…、ってそんなコトを思ったりした。
お腹あったか、オゴチソウ。
ところで今朝のテレビでやってたビックリニュース。
Googleさまが、日本語による「Google音声検索機能」っていうのをリリースしたっていいます。
モバイル端末のマイクに向かって、例えば「六本木の美味しい焼き鳥屋さん」って言うと、そのキーワードを含んだウェブページを自動的に探してくれるという機能。
他にも住所を言えば地図を探してくれる。
「1ドルを円で」ってしゃべれば今の換算レートで表示してくれる。
ビデオで実際紹介してます…、スゴいです。
検索エンジンのみならず、先日、Google日本語IMEなんて文字入力システムのサービス開始までしてくる彼ら。
ボクらの周りのGoogle印が日に日に増えていくこの現実。
スゴいを越えて驚異的。
そうそう、実はこのサービス。
AndroidとiPhoneにて使えるサービス。
こうしてどんどん日本の携帯は時代遅れになっていく。
なんだかそれがなやましくって悔しくて、でもしょうがないのが切ない限り。
まだまだ仕事、がんばんなくちゃ、もうちょっと。
[0回]
2009/12/08 (Tue)
はしご飯
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