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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ランチを終えて、銀座をブラブラ。連休最後の日というコトもあってでしょうね、いつもよりもちょっと静かででも相変わらず中国からの観光客の多いこと。
    連休合間の繁華街は、まるで日本じゃないようで海外旅行をしてるみたいな気持ちになれた。オモシロイ。



    甘いものでも食べましょう…、と「麒麟」という店。
    ビルまるごと一本が中国料理のお店というココ。気軽な値段で、しかもフロアによってはタバコが吸えるというのもいいのでしょうね…、近所の小売店の人たちの格好のランチの場所になっている。
    その一階がカフェになってて、今年の夏は台湾かき氷を目当ての人で混雑してた。
    氷が終わって通常モード。のんびりとした雰囲気の中でお茶を飲みます。



    野生普洱茶というのがあって、それをもらった。
    四角いお盆に茶器が並んでやってくる。小さな茶碗に急須に茶葉を入れた木のスプーン。ポットの中に熱々のお茶。
    急須に茶葉を全部入れ、最初は急須に半分のお湯。茶葉が開きやすいようにして砂時計が半分ほども落ちたところが飲みごろという。
    ズッシリとした旨みにひねた香りが特徴。二戦目からはタップリお湯を急須に注いでフウフウしながらコクリと飲んだ。ホっとする。



    友人が冷たい甘味を食べたいと、それでペリカンマンゴーを使ったマンゴープリンをためす。
    ムッチリしていて、ポッテリでもあり、舌にのせるとズッシリ重い。
    重いくせしてしばらくすると、フルリととろけて口いっぱいにマンゴーの酸味と甘み、旨みに香りが広がっていく。
    甘味というより甘酸っぱい食事をしている感じさえする充実感。

    揚げカスタードというお菓子があって、それはなんぞや?とたのんでみます。



    拍子木状に揚がった黄金色した物体に、パラリとかかった胡麻砂糖。黒砂糖にすりおろした胡麻を混ぜたお砂糖。油の香りと一緒に胡麻の香りがフワリと漂う。
    で、食べてみると、これがビックリ。
    サクッと歯切れて中はトロトロ。フレンチトーストのような味わい。これは一体何モノですか?とお店の人に聞けば「固めたカスタードを揚げただけです」と。
    おそらく粉を多めにくわえてモッチリさせたカスタードを、この形状に切り分け揚げて作ったのでしょう。ネットリとした揚げカスタードの食感に、胡麻が潰れる食感が混じってなんとも味わい深い。ハマってしまった…、オキニイリ。


    関連ランキング:中華料理 | 銀座駅東銀座駅日比谷駅

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    昼食を終え、情報交換をかねてお茶でもと「おかめ」を選ぶ。



    お茶といってもいろんなお茶のたのしみがある。セルフでいこうか、それともサービス付きを選ぶか。洋風なのか和風なのかとあれこれ考え、それで無性に甘味を食べたく、交通会館の地下の店。
    最近、甘いものも「洋」より「和」って感じのおじさんたちでございます。
    なめらかな白木のテーブルに、おばさまのゆったりとしたサービスも気持ちにやさしく、午後の気持ちにしっくりきます。



    あんこが好きという友人は「甘辛セット」。
    おはぎとところてんを一度にたのしめるという組み合わせ。
    あんこともち米部分の割合が、ちょうど半分半分ほどの、まさにあんこを味わう趣向のおはぎはなんと温かい。注文してから作るおはぎであまさやわらか。一個まるごと食べるとそれで十分食事になりそうなほど。
    海藻の香り豊かなところてんは、スッキリとしたお酢の風味でさっぱり食べる。スベスベ、スルスル。噛むとザクッと歯切れる食感。口や喉が洗われるよう。



    クリームソーダはとっても甘い。
    ソーダ水にメロンシロップを惜しみなく注いで作って、だから色も濃いメロン色。
    そこにバニラアイスがとけて混じって、メロンシェイクを飲んでるみたいになっていくのが、オモシロイ。
    氷宇治抹茶もなつかしい味。甘くて宇治の苦味も強くて、昔のお菓子、甘味はみんなこういう甘さだったんだよなぁ…、って思ってホっと、気がなごむ。


    関連ランキング:甘味処 | 有楽町駅銀座一丁目駅銀座駅



    ちなみに今日の待ち合わせ。有楽町のゴジラの前を選びます。



    歌舞伎町の映画ビルの上に大きなゴジラがのっかり、ゴジラと言えばそっちが有名になっちゃったんだけど、その精密さにおいてはこちらが堂々本家な感じ。
    三信ビルがなくなっちゃって、ずっと更地になってたけれど、やっと工事がはじまった。
    ゴジラの向こうにクレーンがたってるというこの景色。ゴジラが壊した街の復興みたいな感じで、オモシロイ。

    そして夜。家で料理を作って食べる。まず野菜。



    上等な枝豆が手に入って、それを軽茹で。ホツホツ、固い食感残して塩をふったなじませる。茹でてる間からコッテリとした香りが部屋にただよって、食べても口の中をどっしり、香りが満たす。
    レタスをちぎって生の水茄子と一緒にビニール袋に入れる。オリーブオイルとごまドレッシングを注いでグイグイ揉み込んだ、浅漬みたいなサラダをバクバク。
    切った昆布と竹輪に油揚げを麺つゆとごま油で炒めただけでおいしくなっちゃうお惣菜。なんかお腹がキレイになってく。



    それから焼きそば。なんと「ホンコン風焼きそば」のチルドタイプのを見つけて思わず買って、それ。
    具材はピーマン、いんげん豆。豚バラ肉でそれらを炒め、麺を投入。出汁をふりかけ麺をほぐしてジャッジャと炒めて粉末ソース。
    よく行き渡らせて、おかかをたっぷり。サイドに付属の青のりと胡麻を散らして簡単、出来上がり。
    ホンコン風焼きそばに独特のスパイシーな香りと若干、辛めの味わい。麺は細めでたよりなく、だから一層ソースの旨みにニッコリします。腹みちる。

    ところでこれ。



    ちょっとしたSF映画仕立てのオープニングで、何が起こるのかと思いきや、ただただ顔に空気を当てて変顔になるのを撮っただけというもの。
    ワンコがまるで、遊星からの物体Xみたいになっていくのさえもがオモシロくって
    明日も笑顔でがんばりましょう…、って思ったりする。風呂にする。

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    朝を有楽町ではじめる今日…、オキニイリのお店に行こうと丸ノ内線の銀座の駅からちと歩く。



    マリオンの大きな吹き抜けを通りぬけ、ちょっと歩くと山手線のガードが見える。
    ガード下にまた新たな商業施設ができるのでしょうか…、工事囲いができていていつもののどかな景色がちょっと、騒々しくてビックリします。
    国鉄がJRになってからというもの、開発意欲の旺盛なること。それもビックリ。
    ガードの向こうの交差点。
    ひときわ明るく、今日は涼しい風が人の気持ちを誘うよう。しかもいつも以上に人が多くて、街の動きを感じる朝。



    はまの屋パーラーにやってきました。
    一時期、創業したメンバーが年を取ったことを理由にお店が閉店されて、歴史が途切れそうになった店。
    それを若い人たちが引き継ぎ今に至っている。
    若い人たちなりに例えばホットケーキやバゲットを使ったピザトーストとか、新しい試みもしてはいるけど、基本、昔のままを守っているのがなんとも健気で応援したくなるお店。



    しかもかつてココのお店をやってた人たちが、ときおりやってきては手伝いながら昔の流儀を教えてる。
    時代を引き継ぐ学校みたいな、そんな雰囲気がまたウレシ。
    かつてのココの名物料理がサンドイッチ。
    中でもハムと玉子のサンドイッチ。パンをトーストして仕上げるのが一番人気でそれにする。
    たのむとカシャカシャ、玉子を割ってほぐしてジャジャっと焼く音がする。それに続いてパンが焼ける匂いがしてくる。それも昔の通りの先味。食パン一枚を4切れに切り、お皿にキレイに盛り付けるのもココの流儀で、それも健在。



    カサッと焼けたトーストブレッド。サックリ歯切れて、中の具材を受け止める。
    ハムはムチュンと歯ごたえがよく、レタスの葉っぱがシャキッと砕けて口をみずみずしくする。
    玉子はふっくら。若干、芯の部分がトロリとなめらかに仕上がっていて、これは昔の状態よりもおいしくできていたりする。
    薄切りのパン。しかも一枚を4つに切って細く仕上げる。だから口にすんなり入って、スパッと歯切れる。なんともステキなエレガンス。おいしい以上に食べることが楽しくなるような姿がゴチソウ。



    今日は温かいコーヒーをなんだか飲みたく、それをお供にして朝とした。
    いっぱい、一杯、ハンドドリップで落とすコーヒー。
    アメリカからきて、それを売り物にする店がある。けれどそんなコトなんてとうの昔に日本では当たり前にしているお店が沢山あって、何を今更…、って思ってしまう。
    軽い酸味が後味すっきりさせるコーヒー。頭のスッキリ、目が覚める。


    関連ランキング:喫茶店 | 有楽町駅日比谷駅銀座駅

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    赤坂見附からはじめる今日。朝を軽く「おむすび権兵衛」。



    ジメジメした朝。お腹をやさしく満たしましょうか…、とそれでテクリとやってくる。お店に入るとショーケース。中にさまざまなおむすびズラリと並んでる。
    テイクアウトで買っていく人も続々やってくる店で、オフィスに行って朝食べるのか。あるいはお昼に食べるんだろうか…、と、人を観察するのはたのしい。
    お店の中にテーブル2つにカウンター。
    食べていく人もかなりいて、ボクもそんな中の一人に今日はなる。



    玄米で作ったおむすびがココでの定番。中にじゃこが混ざったものが中でもボクのオキニイリ。
    刻んだワカメに胡麻がタップリ。ホツホツ、口の中を散らかる感じがたのしく噛めば噛むほど旨味が広がる。
    もち粉をまとわせパリッと揚げた鶏の唐揚げを2個つけて、一緒に豚汁。
    出汁がしっかり聞いていて、味噌は控えめ。だからその分、具材の風味が素直に伝わる。豚バラ肉に大根、人参、ごぼうに豆腐。ネギがタップリ入ってて、汁というより野菜の煮込みのような感じがおいしい。オゴチソウ。

    それから打ち合わせまでの時間をホノルルコーヒーカンパニー。



    照度の落ちた日陰のムードのここの店。
    不思議なコトにひんやり、温度が下がったようにすら感じるステキ。窓にぶら下がる木のルーバーの間から朝の光が差し込んでくる。
    天井でゆったり回るシーリングファン。やさしく流れるハワイアン。
    どこをとってもハワイな感じで、しかも甘いマカデミアナッツフレーバーのコーヒーの香りが切ない気持ちにさせる。



    そのコーヒーをもらったら、なんとミッキーマウスのカップに入ってやってくる。
    なぜなんだろう…、笑っちゃう。
    それというのもミッキーマウスには苦い思い出があるのであります。
    ボクの大学、慶応はかつてミッキーマウスをスクールキャラクターに使ってた。そのキャラクターが入ったスウェットをアメリカで着ていたら、君の学校はミッキーマウススクールか?…、って怪訝な顔して友人がいう。
    ミッキーマウスってスラングで「役に立たない」って意味があって、役に立たない学校に通っているなんて恥ずかしくって言えないものね。



    そんな時代のコトを思い出し、ちょっと笑った。ナツカシイ。
    一緒に「オレンジタルト」っていうのをたのんだ。
    正方形の小さなタルト。上にオレンジスライスがそのまま一枚のっかっていて、食べると渋くて酸っぱい。
    マーマレードの味がする。
    タルトはサクサク、前歯で壊れて、タルト生地の上にはフワッとバニラとチーズの香り豊かなスフレケーキでシットリとろける。さぁ、仕事。


    関連ランキング:カフェ | 赤坂見附駅永田町駅赤坂駅

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    食事を終えて、甘いもの。冷たくやさしいデザートを食べましょうと虎屋菓寮にやってくる。



    実はもう一軒、台湾スイーツのお店でかき氷をと思ってたんだけど、なんと満席。しかも行列。退散しました。
    去年まではいつもユルユル。好きな時間に好きなようにたのしむことができたのに、今年は台湾かき氷がキテるんでしょう。
    ブームの力にビックリします。まぁ、それも来年になれば元の木阿弥なんだろうなぁ…、と思いながら日本の夏の冷たい甘味。

    冷たい抹茶汁粉というのがあって、気になりそれをたのんで食べる。



    ガラスの器の中に、抹茶色の汁粉がタップリ。大きな氷の塊から削りだした不揃いな形の氷がプカリと浮かび、白玉三個といううつくしさ。
    スプーンですくって口に運ぶと、なんともなめらか。
    ポッテリしてる。香りは抹茶。けれど舌の上にはザラリとあんこの食感がある。白い小倉餡をこして抹茶を混ぜて作ったやさしいおいしさ。
    去年までは赤坂本店だけの商品だったんだけど、今年は銀座でも味わえる。
    9月で赤坂本店が建て替えのためにクローズしちゃうからでしょうか…、氷杏を食べにいかなきゃいけないなぁって思ったりもする。



    お供に煎茶をもらって飲んだ。
    急須の中にタップリ茶葉。茶碗に入れたお湯を移して2分ほど。まだお湯の温かさが残った茶碗に注いで味わう。
    これが甘くて、香りも上等。
    汁粉の甘みにつかれた舌が最初はサラリとリセットされて、そこにおいかけ煎茶の旨味と甘味が広がる。日本のお茶ってスゴイよなぁ…、って感心します。

    友人たちはかき氷。宇治金時とイチゴの氷。



    上等な宇治の抹茶をタップリ使った宇治金時。口に広がる抹茶の香り。苦味と渋味が甘さをキリッとひきしめる。
    器の底には小倉餡。冷たい氷にしびれた舌が、あんこの甘みを熱いと勘違いしてしまうほどに、舌や口がホっとする。
    銀座のお店限定の、苺みぞれは甘酸っぱくて、どこをすくいとってもイチゴ。練乳追加イチゴの酸味がやわらかくなる。白あんがタップリはいって、イチゴ味の水ようかんが彩り添える。
    台湾氷もいいけれど、日本の夏にはやっぱり日本のかき氷。ニッコリしました。オゴチソウ。


    関連ランキング:和菓子 | 銀座駅東銀座駅新橋駅



    ところでコレ…、映画の中から落下しようとする人の手をつないで助けようとするシーンばかりを集めて作った動画でござんす。



    あぁ、確かにこういうシーンがあったよなぁ…、と見ながらところでこのBGMはいかがなモノよと思ってしまう(笑)。
    もっとドラマティックな音をかぶせれば、これ一本が十分ステキなショートムービーになったのになぁ…。モッタイナイ。
    それにしてもその当事者が男女である場合、ほとんど手を差し伸べるのは男性で助かろうとしがみつくのは女性という、映画の世界も性の役割分担が昔と変わらずなんだなぁ…、と思ってずっと見ていたら。



    ダイ・ハードの第一作目のエンディング間際。悪い奴がナカトミプラザから落ちてしまおうとする寸前に、ジョン・マクレーンの奥さんの手首をつかんでぶら下がるという場面がある。
    とても珍しい男が女性に助けを乞うというシーンで、それをジョン・マクレーンが手首の腕時計を外すことで彼女を彼から開放する。それと同時に、この腕時計を贈った彼女の雇用主、ナカトミ商事からも開放してやる…、って感じのシーン。
    悪い奴がスローモーションで落ちていくという、映像演出も含めて好きなシーンでござる。ナツカシイ。

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