サカキノホトンブログおむすびのちドルチェな朝

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おむすびのちドルチェな朝

おむす人にて、おむすび弁当を買ってもらって今日の朝。
打ち合わせの場所が麹町の近所にて、ならば「おむす人」のおむすびで頭に栄養あたえつつたのしいアイディアひねりだしてみましょうよ…、と。

テイクアウト用に用意されてるお値打ち弁当があるからそれでとリクエスト。

あらかじめ、作ってオカズと一緒にパック詰めして棚に並べたおむすび。
注文してから作ってもらう、結びたてのに比べて少々小ぶりにできてる。
時間が経ってもおいしいように、キチッときつめにむすばれている。
だからお米とお米がキッチリくっつき合っていて、噛むとムチュンとちょっと前歯に抵抗してくる。
お店で作ってもらってそのまま食べるおむすび。
それは口に入れた途端に、ハラッとほぐれて炊きたてご飯にもどってく。
その食感がおいしいんだけど、さすがに持って帰ってしばらくしてから食べるときにはその儚さが仇になる。
だからこれ。
テイクアウト用のコレはキッチリ。
少々、持ち歩く途中で揺れてしまっても形が壊れぬようになってる。
扱いやすくて、しかも気軽に味わうコトができる料理が持って帰るにはありがたい。
ご飯の湯気を含んでシットリ…、海苔の佃煮みたいになった海苔も食感独特で、ご飯の塩味もちょっと強めで疲れた舌に結構旨い。
具材は少々、少なめですか…、梅と鮭でそれでもコンビニなんかで売ってるおむすびに比べてみればタップリ、ふんだん。

おかずを食べつつ、ムチュンムチュンとかじって食べてはモグモグ味わう。
揚げて仕上げたソーセージ。
今日は特においしく感じた甘くてプチュンとみずみずしい、だし巻き卵とどちらも冷めてもおいしく感じる、朝のお腹が喜んだ。

それから移動…、次の打ち合わせの前にちょっとメールチェックを。

セガフレード・ザネッティに来る。
なんだか甘いモノが食べたくて。
暑い時には甘い飲み物。
アイスクリームやかき氷と、甘いモノでも冷たく甘いモノがうれしい。
けれど気温が下がって涼しくなると、ポッテリとした甘いモノ。
生クリームとかスポンジとかが食べたくなってくるのであります。
モンブランが秋を呼ぶお菓子っていうのもうなずけるような気持ちの変化。

それで「クーポラ」。
クーポラと言えばイタリアの教会の頭にのっかる丸天井のコト。
そんな名前の通りの形で、薄紙につつまれてるのを見るとまるで羽が生えてるみたいに見える。
土台はカカオのスポンジケーキ。
生クリームがタップリ渦なすように盛り上がり、その天辺にはアーモンド。
スパッと割るとほぼほとんどがクリームで、食べると中にプツプツ、細かく砕いたナッツが混じってる。
ケーキの土台が軽くてフックラ、若干乾いた感じがするのが舌にたのしく、それがクリームと一緒になって口の中にてトロンとなってく。
モンブランを栗じゃなくナッツで仕上げたような味わい。

ここのスッキリ、苦味鮮やかなエスプレッソとこれがピッタリ。
ミルクとエスプレッソだけでできてるラ・テが、ポッテリとした喉越しでまるでホイップクリームなんかが入ってるんじゃないかと思うほど…、それがケーキのクリームと一緒になるとトロトロ具合が一層強調されるようにて、味わい豊かでニッコリします。
さてさて仕事といたしましょ。

[3回]