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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    日曜の夜、肉を焼きます。

    yorusteak.jpgUSビーフのリブロース。
    ほどよく脂がのっていて、けれど赤身がキレイな肉が安かった。
    分厚くて、ステーキ肉にはならぬ大きさ。
    塊肉の端っこだったのでありましょう。
    だから安くて、ナイフをグサグサ刺し込んで筋を切るのがちょっとたのしい。
    ストレス解消とでもいいますか(笑)。
    塩と胡椒をほどこして、しばらく休ませそれから焼く。

    熱々にしたスキレット。
    肉をそのままおしつけて、軽く焦がして裏返す。
    再び肉を押し付けて表面固めて、一旦、火を止めうま味を引き出す。
    大きなプレートにクレソンふた束。
    良き状態のクレソンで、甘くて苦味もビリッと強い、だからそのまま…。
    マカロニサラダを作ってそれをタップリのっけて、そして肉。
    最後に両面、焼き色をつけスパッと一口大にきりマカロニの上にドサッとのっける。
    油を使わず、自分の脂で焼けた肉。
    ツヤツヤ、テカテカ、口に入れるとひやっと唇が涼しく感じる。
    噛むとザクッと繊維が潰れ、口の中に肉の旨味が広がっていく。
    顎がおいしいリブロースって、こうして焼いて一番おいしい部位のひとつと納得。
    肉を齧ってクレソンを噛む。
    肉のうま味と脂がスキッと色鮮やかに広がって、そこにマカロニ。
    アルカポーネになったみたいな肉のゴチソウ。

    一緒にバゲット。

    yorupan.jpgエスカルゴバターを塗って焼いた、ちょっとソフトな風合いのもの。
    トロワグロのブティックで売っていた。
    ステーキを焼く前に切ってお皿に用意して、ステーキと一緒に食べようと思っていたのだけど、あまりに香りがおいしくて、ステーキ焼きつつ一口食べたら止まらない。
    ステーキ焼いてお皿に盛るまで、半分食べてなくなっちゃった(笑)。

    パンとステーキ。
    なんておいしい組み合わせ。
    肉とご飯もおいしいけれど、ご飯のネットリした食感に肉が負けちゃう気がしてしまう。
    けれどパン。
    あくまで肉のうま味、食感を支える存在。
    だから「肉を食べてる感」がとっても強くて充足感に襲われる。
    バゲットの底をちぎって二枚に開き、マカロニサラダとクレソン、それからステーキを巻く。
    ステーキサンドのようにしてガシッと食べると、口の中が肉のうま味でにぎやかになる。
    明日は出張、早寝する。

    まだ揺れていて、気持ちが沈みそうになるとき、このサイトをみて勇気を出します。
    「Pray for Japan」っていう、この数日間の地震がらみのツイートの中でココロに残るモノばかり集めたモノで、日本ってなんてステキな国なんだろうって読むたび涙が出てしまいます。

    ところで「FLOATING」って言う題名のショートムービー。
    あまりにきれいで、切なくなるほどのうつくしさ。

    floating from floating on Vimeo.


    スーパースローモーションで絵の具をまき散らしている様子をただただ撮影しただけの動画なのだけれど、まるで絵の具が生きているかのように優雅に、そして力強く、宙を舞ってはこわれてく。
    線が点になり、互いにぶつかり混じりあい、ひだを作ってよじれて崩れる。
    心地よい緊張感をもった音楽との相性もよく、見ていて飽きない、ずっと何度もみたくなる。
    それにしてもハイスピードカメラの世界ってスゴイんだなぁ…、って思いますよね。
    しかもかつては特別の機材を用意しなくては、こんな映像は撮れなかったのに今では普通のデジタルカメラにこうした撮影機能の付いたモノまででてる。
    ただ見ていると、気持ちがユックリほぐれていくようなそんな気がする、日曜の夜。

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    無題
    地震関連のニュースやブログ、あまりにも見過ぎてつらくなっていました。(見てるだけでもPTSDになるそうですね)
    そんな中、サカキさんのブログはおいしそうな料理ときれいな色彩にあふれていて、とても気持ちがなごみました。
    ありがとうございました。
    prayforjapan、何回も読みました。泣きました。
    まだ頑張れそうです。
    NONAMEさん / 2011/03/14(Mon) /
    前を向いて
    朝、ニュースを見ながら本当に大変なコトになった…、と感じました。
    今日からまた被災地は冬の寒さになるともいいます。
    けれどどんなときでも前を向いて、日常生活をたのしまなくてはいけない。
    負けてはいけない…、そうも思いました。
    みんなで助けあって、がんばりましょう。
    サカキシンイチロウさん / 2011/03/14(Mon) /
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